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将来の展望

ときわのもり動物病院

こんにちは〜

今回は今後の目標というかプランを考えたいと思います〜

2023年末に今年の振り返りをしながら思い浮いたことです。


まず漠然とした今回の人生での目標があります。

人と動物が楽しく豊かに健康に暮らせる社会を作る

これが5年ぐらい前からでしょうか?

多分救急病院で働いていて、あまりにも元気じゃない動物が多かったんでふと思ってしまったんですよね。

そして動物が元気でいるためには、周りの人間が元気でなくてはいけない、そう思って「人と動物が」にしたんですよね。


さて、2023年はどんな年だったかというと、「激動の年」でしたねw

1月1日、いきなり子宮蓄膿症の手術から始まり、院長を務めていた病院を辞めることになったのはいいんですが、その当時まだ何をするかも決まっておらず。

往診をしながらテナント探し、やっと見つかって順調に話が進んでいたな〜って思ったら、まさかの自転車で転倒し右鎖骨骨折😅

いろいろありましたね〜

でもこれも全て来年以降、未来にいい形で繋がっていくと思います。


おそらくですよ・・・

開業目前で鎖骨を骨折するような人間って、そんなに多くないと思うんですよねw

とても貴重な経験ができましたよね〜


ってことで本題に戻ります。

人と動物が楽しく豊かに健康に過ごすためには、どうしたらいいのか??


自分が骨折して思いました。

お金も時間もあったとしても、健康でいなければ人生の楽しみは減ってしまうし、豊かに生きられないと。

お金を使おうにも時間を使おうにも、健康じゃなければ思ったように使って楽しめないんですよねw

なのでまず「健康」からですよ。

やっぱり一番は「病気の動物たちを減らす」そして「健康な動物と人間を増やす」

これがしばらくの1番のテーマでしょうね👍

楽しさ、豊かさっていうのは健康があってこそ。


今年まで自分がやってきたことって
・救急治療
・慢性疾患に対する西洋医学的なアプローチ
・サプリメントを使用したオーソモレキュラー
・ペイレイ
・食事相談

こんなのを組み合わせてやってきました。

オーソモレキュラーや食事、ペイレイなんかはまだまだ始めたばかりなので、これから深めていきたいと思いますが、救急をはじめとした西洋医学に関しては自分の中では少し頭打ちなんですよね。

特に慢性疾患に対しての西洋医学っていうのは弱い、というか苦手分野ですよね。

西洋医学の得意分野はなんといっても「救急医療」ですから。

なので上に書いたものにプラスして、新しく自分の中で始めたいものがあるんですよね。

それが

・整体
・東洋医学(鍼灸)

整体に関しては2つの意味でやっていきたいと思っています。

まずは動物に対して。

ここ2年ぐらい整体師さんや他のセラピーをやっている方のところに何度か行ったりしながら、自分なりに動物の身体を触ってきました。

よく腰が痛いとか股関節が痛いとか言われる子が多いと思いますが、実際にいろいろ触っていると全く違う部分が凝っていたりします。

そこを緩めてあげると腰の方の痛みも不思議ととれたりするんですよね。

これは人間の世界だと割と体験したことがある人も多いと思うんですが、今の獣医療ではその視点はありません。

というかマッサージの概念もやっと最近出てきた程度です。

基本的には痛み止めが出されたりしますが、動物にとって余程の苦痛が出ている痛みでなければ本来は止めないほうがいいと思っています。

痛みが出て動かなくなるから治るんであって、痛みを消してしまうと原因もわからぬまままた動かしてしまう。

そうすると治らないでもっと悪くなるんですよね。

そうすると病院が欠かせなくなってしまって、健康からは遠のいてしまう。

だから身体の元から調整していきたいんですよね。


そしてもう一つ。

整体に行っている理由として

「自分が整わないと、触っている動物だったり接している飼い主さんに緊張を与えてしまうから」

自分を自分で整える術もわきまえないとですね。

実際に病院なんかに行って話しやすい人ってその人がリラックスしているでしょうし、話しにくい人ってなんかセカセカしている。

マッサージなんか行っても施術してくれる人が整っていないと、やってもらっている人も整わないですよね。

だから「整体」なんですよ。


そしてもう一つ。

やっぱり東洋医学ですよ。

鍼灸、漢方もそうですが、身体を物質面な目に見えているものだけの存在で見るのではなく、氣や経絡など目には見えないけど昔からあると言われているものまで含めて見ていきたいんですよね。


身体はそれぞれパーツで分かれているわけでなく、全てが連動しています。

西洋医学が慢性疾患を苦手としているのって、西洋医学は全てを分けようとしているからなのかな、とも思います。

感染症や交通事故なんかの命の危機が迫っている時には、何かに特化する必要が出てきますが、そうじゃない病気や体調不良の時は全体で見たほうがいいと思います。

それは東洋医学と言われている「古典医学」を学ぶ必要があると思うんですよね。


これらも交えながらここから5年ぐらいはやっていきたいです。


と、ここまでは動物に対して。

じゃあ人間を元気に、っていうのはどうするの?って話ですが、いろいろ考えたんですが私は医師でも整体師でも鍼灸師でもないんで、施術や診察はできないんですよね。

でも今までもやってきたことですが、飼い主さんが元気になって感謝までしてもらえることがあるんです。

それが「話を聞く」こと。

かっこいい言い方で言うと「カウンセリング」ですが、ただ動物に対してだったり生活に対してだったりの悩みを聞いて、それに対して自分なりの意見というかアドバイスをする。

診察の一環としてやっていることですが、実はそれが飼い主さんの元気に繋がっている、って言ってもらえることがあるんですよね。

このブログもそう。

なんとなく書いていることですが、楽しんで読んでくれる人がいる。

そこを大切にしていこうと思っています。


そうやって人も動物も、健康になっていく方達を増やしたいんですよね。

そして動物病院に来る回数をなるべく減らしたいんです。

いや、動物病院という疑念を変えたいんです。


元気な子が楽しんで来られる、そんな動物病院というか施設を作りたいんですよね。

おやつを食べにきたり、犬たち同士で触れ合ったり、飼い主さんがお茶をしにきたり。

そのついでに「ちょっとここ気になる」ってことで相談していくような施設が理想ですよね。

でもそのためにはまず今悩んでいる人たちの悩みを解決し、動物たちを元気にしていく必要があると思っています。

2024年、「ときわのもり動物病院」はその想いでスタートしていこうと思います。


「病院」とはついていますが、目指すは「病」で悩む子を減らすこと。

救急は致し方ないですが、日常生活を改善したり日々の薬なんかを減らすことで、病気になることも少なくなってくると思っています。

このブログも「人と動物が楽しく豊かに健康に暮らせる社会を作る」をテーマに日々更新していきますので、ご興味があればぜひ見ていってください👍


では🤗

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執筆者
林 潔高
林 潔高
獣医師
林 潔高(はやし きよたか)

2012年に日本大学を卒業後、静岡市内および東京の動物病院で勤務。

2019年から2年半、24時間体制の動物病院「動物救急センター」で勤務。

2021年より東京の動物病院で院長として勤務した後、2023年に独立。

現在、東京・神奈川・埼玉・静岡で往診しています。

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