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ミニマリスト

ときわのもり動物病院

こんにちは〜

コナンの映画を映画館で見て、爆発が多すぎて一人で笑ってしまった林です。

だんだん犯罪の規模がデカくなっていて、もはやハリウッド映画級です。

#今年は北海道が舞台


宝なんて持たなければ争いなんて起きないんだろうな〜って思いました🙋‍♂️


さて、ここ最近あんまり欲しいものがなくなってきている私。

とは言っても今買おうかどうか悩んでいる大きなものがあるんですが、日常生活で自分が何にお金を使っているのかな〜って考えた時に挙がってくるものが

・本
・食べ物
・家賃光熱費
・ガソリン代

ぐらいなんですよね。

食べ物は値段に関わらずちゃんとしたものを買おうと思っていますので、どうしても高くなりがち。

幸い無人販売なんかがあったりしますので野菜は安いんですが、どうしても調味料なんかは本物を買おうと思ったら高くなりますよね。

でも醤油にしても味噌にしても、1回あたりのコストを考えたらそんなに変わらないんですよね。

コンビニでコーヒーを買うよりも安いです。


今の調味料って一般的なスーパーには本物ってほとんどおいていないんです。

醤油、味噌、味醂、お酢。

熟成していないくてもそれっぽいものはできてしまう。

そういうものが多いんですが、結局そういうところを大切にしないと日本人として受け継いできたものがなくなると同時に、自分たちの身体がおかしくなってしまうと思っています。

特に納豆に関してはほとんどが外国産の大豆を使っており、遺伝子組み換えのリスクがあるので、選べるものが少なくなってきています。


っと、コストが色々かかってくる世の中ですが、それでも私は低コストで暮らしている方かと思っています。

1ヶ月に5冊前後本を買います。

1万円するかしないか、ってところでしょうか?

それ以外にお金のかかる趣味は・・・

あんまりないですw

服も同じ服で全然大丈夫w

気がついたら短パンのポケットの内側に100円玉ぐらいの穴が空いていましたw

靴下は全て同じ種類w

アメリカに行くのに靴下とパンツは1週間分買いましたが、それまでは3着ぐらいしか持っていませんでしたw


趣味のものも特にありません。

それでも仕事のものだったり書類だったりで部屋は自然に散らかっていきます。

部屋が散らかると掃除をして結構な頻度で断捨離をするんですが、そうしていくと思うんですよね。

「お金を出してゴミ買っているのかな」って。


ものだけじゃないです。

日本人というか欧米もそうかもしれないですが、資本主義の中で生きるって常に何かにつけてお金がかかるものです。

私は生命保険は掛け捨ての安いのしか入っていません。

車両保険は辞めました。

住宅ローンも車のローンも、それ以外のローンも払っていません。


でも日本人ってそういうのほとんど払いながら、時には子供の習い事のお金も払いながら、その上で犬猫の保険料を払いながら病院代も払いながら、そして高いフードにもお金を費やす。

いや、別にそれはいいんです。

でもここからが本題です。


そのお金を払うために、自分の時間を費やしていませんか?

そのお金を払うために、やっと買った家にいる時間を捨てて、車に乗る時間を捨てて、そして大切な家族や動物たちと暮らす時間を捨ててまで、残業をしたりアルバイトをしたりダブルワークをしたりしていませんか?


一番ミニマムにしていかなければいけないのって、自分の「生き方」だと思っています。

ミニマリストってとにかく部屋に何もない。

引っ越したような部屋で布団とテーブルとちょっとした食器と服がある。

そんな暮らしを思い浮かべる方が多いと思いますし、私もそう思っていました。


でも自分がゴミを捨てながら色々思ったんです。

ミニマリストっていうのは「本当に必要なものだけに囲まれている人」

言い換えると

「本当に必要なものを知っていて、且つそれを自分に正直に大切にしている人」

なんだと思います。


世の中の常識ってありますよね。

大人になったら就職して車を買って結婚して、子供ができて家を買って、病気になったら働けなくなり家族が困るから保険に入り、将来何が起きるかわからないから貯蓄や投資、今なんかだとNISAやiDeCoなんかをした方がいい。

いや、するのが当たり前。

動物に関していうと動物を飼い始めたと同時に病気になるのを恐れて保険に入り、人の食べ物はあげてはいけないと言われてドライフードやおやつなどをかい、昔はそんなんじゃなかったのに周りがそうしているからと動物病院に通いトリミングに通い・・・

そうやってお金がかかるのでバイトをしなければいけなくなったりして動物と過ごす時間が減ったり、さらには不安に駆られて楽しく飼えなくなったり。


一度断捨離をしてみる時期なのかもしれないですね。

一度考え直す時期なんだと思います。


何が自分にとって本当に大切で必要なのか?


大切なのは足し算ではなくて引き算です。

本当に自分にとって必要じゃないものをなるべく素直に引いていくと、本当に必要なものが残るんですよね。


そして気がつくんです。


実はもうすでにここにあるって。


2500年ぐらい前のギリシャのお医者さんのヒポクラテスって方はその時代にこう言っていたそうです。

「人間は自然から離れると病気になる」

その当時からそうだったんです。

これは人間以上に動物がそうだと思います。


動物なんて不自然で飼っていると病気になっていく典型だと思います。


まず動物にとって、そして自分にとって何が必要なのかを考えてみましょう。

世の中の常識ではなく「自分の心」を大切にしていくと、案外お金ってかからないものだと思っていますし、そうなると動物や家族と共に過ごす時間、そして自分を大切に扱う時間が増えてくると思います。


本当にやりたいことをするために、本当はやりたくないことを捨ててみる。

だって1年後今の世の中が続く保証はないですし、もしかしたら生きていないかもしれないから。

桜だってもうみられないかもしれないから。

そんな不安定な世の中に生きている、というか地球で生きるっていうことはそういうことです。

だったら今我慢をして老後にやりたいことをやるよりも、今やりたいことをやっていった方が自分はいいと思っています。


では🤗

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執筆者
林 潔高
林 潔高
獣医師
林 潔高(はやし きよたか)

2012年に日本大学を卒業後、静岡市内および東京の動物病院で勤務。

2019年から2年半、24時間体制の動物病院「動物救急センター」で勤務。

2021年より東京の動物病院で院長として勤務した後、2023年に独立。

現在、東京・神奈川・埼玉・静岡で往診しています。

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