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鍼灸

ときわのもり動物病院

こんにちは〜

鍼灸をやり出して3ヶ月、少しずつ面白くなってきた林です。

学校に行き始めた、っていうのは前にも書いたと思います。

そこで実習をして、いきなり次の日から診察で鍼を打ちだし、氣がつけば学校と全然違う方法も試しながら、日々研究しております🤲

当然学校で習う型みたいなものも大切だと思いますが、それでやってもなんとなく手応えがない、って時は別のやり方がないか、鍼灸師さんに自分も打ってもらいながら相談しています。


何人かの鍼灸師さんに施術してもらったり話を聞いたりしていますが、やり方は全員違いますw

そして考え方も違う。

なんなら同じ状況で見てもらっても言われることは違いそうな感じもします。


今施術してもらっている鍼灸師さんに質問したんです。

「肝が疲れている、ってことは酸っぱいものを食べたほうがいいんですか?」
って。

一般的に東洋医学の五行で肝を癒す味は「酸」なんです。

酸っぱいもの。

だからそうやって質問したら・・・

「そうとも言えないんだよね〜。個人差あるよね〜」


そう、自分の好みでいいってことw


そりゃそうですよね。

酸っぱいのが苦手なのに「身体にいいから」って食べても、多分よくない。

それがストレスだからw


他にも教科書なんかで習ったもの、役には立つのかもしれませんが、あくまで一般論で、本当に必要な施術だったり処方だったりっていうのは患者さんを素直に見て初めて降りてくるもの、みたいな感じがするんです。

当然勉強はしていますが、なんかこう、それよりもフィーリングでやっていったほうがうまく行きそうで・・・

実際に学校で習ったことも使いながら、他の鍼灸師さんにも聞きながら、自分なりに感覚を信じて打ったほうが効くんですよね。


多分そうやって自分の感覚を信じて打つのが、自分としても一番納得のいく打ち方なんでしょうね。

「先生がこう言っていたから」
って言って打ってうまくいったらいいですけど、うまくいかなかったら先生のせいにしそうでw

それよりも「自分がこう思ったから」って感じで打っていったほうが自信も持てるし、その結果に納得がいく。


結局自分の勘を信じるってこと。

これは鍼灸だけじゃないですけどね。


中医学ってものが実際の自然で起こっていることをみんなにわかるように定義づけしたものだと思うんです。

だからわかりやすくしてある。

でも実際の世界には陰も陽もなく、臓器は全て繋がっていてどこからどこがどの臓器、っていうのも言えないんですよね。

血管と肝臓の区別なんてつけられません。

骨の中にも血管は走っていますので、細かなところの区別なんてできない。

だったら肝臓も骨も一緒?


よく太陽は陽で月は陰、って言いますが、夜においては月が誰よりも輝いている。

なら月は陽になってしまう。

見方によって違うんで、はっきりと分けなくてもいいのかなって、漠然と感じてしまっています。

それよりも「へぇ〜今はこういう感じなんだ」って感じ取るだけでもいいのかなって。

「今こんな感じだから、こいつは何をして欲しいんだろう」
「こんな感じの身体は、この先どのようにととのおうとしているんだろう」

なんかそんな感じで見てあげて、それを邪魔しないように・・・

みたいな感じで手で施術しているんで、鍼灸もそう言った感じでやりたいな〜って。


まぁそんなことをいろんな人と話しているのが面白いんです👍


習うより慣れろ、って言葉があります。

多分その通り。

そして思ったのが

「自分で行う施術、手技は身をもって体感するのが一番」ってこと。

武学もそう、オステオパシーもそう、カイロプラクティックもそう。

整体も鍼灸も、自分の興味のあるものはとりあえず自分で受けてみる。

そうすると自分にできそうかどうかがなんとなくわかりますし、教科書だったり講義だったりで習うよりも、何倍も早く身体に落とし込めます。

というか体感しない限り身体には落とし込めませんね。


ってことで、本日のGPT君です🤲

住みたい家😎

裏が森だと尚よし😎😎

たまに顔が変な動物いますが、そこは氣にしないでくださいw


では🤗

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執筆者
林 潔高
林 潔高
獣医師
林 潔高(はやし きよたか)

2012年に日本大学を卒業後、静岡市内および東京の動物病院で勤務。

2019年から2年半、24時間体制の動物病院「動物救急センター」で勤務。

2021年より東京の動物病院で院長として勤務した後、2023年に独立。

現在、東京・神奈川・埼玉・静岡で往診しています。

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