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安心を得られれば、もうそれでいい

ときわのもり動物病院

こんにちは〜

患者さんからお酒をもらう機会が多く、毎日飲んでいると思われている林です。

いや、そんなことないですw

ここ最近は飲む量減ってますw


外では飲んでますよ👍

飲む量が減った、とは言いましても先週は外で3回ほど飲んだので、結局は減ってないかもしれないですが、家ではほとんど飲んでいません。

基本的にいただいたお酒をベースに飲んでいる私。

そして冬になりビールはお腹が冷えるので飲まなくなった私にとって、今までの頼みの綱だったのが「焼酎」

夏に屋久島に行き、居酒屋さんと仲良くなりなんと焼酎を送ってもらったんです😎

その焼酎を寒くなってからお湯割りでちびちびやっていたんですが、ついにその焼酎がなくなりました・・・

他にもいただいたお酒があるんですが、夏のビールのように毎日飲む必要ないな、って感じているんです。


いや、なんと言っても飲んだ次の日、テンション低めなことに氣がついてしまったんですよw

元々睡眠がうまく取れていないんでしょうねw

夜間患者さんからの電話を受ける仕事をしていると、そういうリズムになるんでしょうね。

ようやくこの1年ぐらいはちゃんと眠れるようになりましたが、それでもお酒をまぁまぁ飲むと暑くて眠れないんですよ。


でもこれの数年前よりもましで、数年前なんて飲み会の夜は心拍数が爆上がりし暑くてこのまま死ぬかもしれない、みたいな夜もありましたw

相当に自律神経が大変な思いをしていたみたいです。


ってことで昨日も全然飲まなくても平気だったんです✌️(一昨日飲みすぎたんで)


そしたら、やっぱり飲まなくてもよかったな〜っていう出来事が・・・


うちの子供、喉に魚の骨が刺さった、って言い出したんです・・・


子供の時あるあるですよねw

私も何回も経験しましたが、もう昔のことすぎて忘れました。

私の姉はそれで夜間救急に行きました。


すぐ取れるでしょう、って思っていたんですが、本人はずっとそこに骨があるって言っています。

ご飯を食べ、お茶を飲み、喉をさすってあげる。

まぁ私にかかれば喉に刺さった骨ぐらい、念じれば取れるのではないか??

そう思ってやってましたが、本人はずっと刺さっているって言ってます。


そうやって30分ぐらいやっていたところで「病院行くか?」って聞いたら「うん」っていうから夜間病院に行ったんです。

でも薄々氣がついていました。

多分病院の車の中では、もうすでに骨は喉になかったことを・・・


家を出てからめっちゃご機嫌なんです。

まぁ俺も夜間病院に行くことに、ちょっとテンションが上がっていたのですがw

星や月が綺麗だね〜と言いながら車に乗ると「Snow Man」聴きたいと言われ、全然さっきまでのテンションと違う。

病院についてもまぁまぁご機嫌。

でも喉が痛い、骨があると言い続けていた娘。


そして診察。

優しそうな先生に喉を見せる娘。

ちょっと見て
「今見える範囲にはないですし、出血もしていないから、多分大丈夫。ほとんどの場合は自然に抜けるけど、抜けた後違和感が残るんですよね。」

って言われました。

まぁそれを聞いた自分も「やっぱり大丈夫か」と安心しましたが、娘も安心したようで、その後から口数がめっちゃ増えたんです。


そして家に帰って聞いてみたんです。

「喉痛くないの??」

そしたら

「うん」


まぁそんなもんですよね。

大体のことなんてそんなもんですよ。

動物を見ていて思いますが、身体は本当にうまくやっています。

何か自分にとって問題が発生した時、それを認識した時にはもうすでに準備完了なんです。

あとは身体に任せておけばそれでいいんだと思います。


でもそれを邪魔するものがある。

「不安」であり「思考」


身体を信用できずあれこれと自分でやりたくなり、そして少しでもうまくいかないと「もうだめだ〜」って氣持ちになる。

程度の差はあれ、大体こんな感じですよね。

で、病院に行くわけですよ。


病院に行って患者さんや周りの人はどうして欲しいかっていうと、処置をして欲しいわけでも薬が欲しいわけでもないんですよね。

「安心」が欲しい。

だって「不安」なんだから。


病は氣から。

まさにそう。

結局検査をして処置をして、薬までもらっても文句を言っている人がいる。

一方で話をしただけで、昨日のうちみたいに「多分大丈夫でしょう」って言われただけで、今まであった痛みが消えてしまうこともある。


そこにあるのは安心できたかどうか、だけな氣がするんですよね。


もちろん必要なものは必要です。

骨折しているのに「折れてないから大丈夫」って言っても、それは信じられないので安心はできません。

でもあえて不安を与えることはする必要はなく、どうやったらこの人が安心できるか、それを考えてあげられれば、もうすでにそこから勝手に「ととのっていく」ような氣がするんですよね。


ってことで今日も人をととのえに行ってきます〜


では🤗

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執筆者
林 潔高
林 潔高
獣医師
林 潔高(はやし きよたか)

2012年に日本大学を卒業後、静岡市内および東京の動物病院で勤務。

2019年から2年半、24時間体制の動物病院「動物救急センター」で勤務。

2021年より東京の動物病院で院長として勤務した後、2023年に独立。

現在、東京・神奈川・埼玉・静岡で往診しています。

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