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学会で発表しました!

ときわのもり動物病院

こんにちは〜

三日月が綺麗だな〜って思って夜空を見ていたら、明るく輝く星みたいなのが動いていて、あれは実はUFOだったのでは??と一人でソワソワしている林です。

飛行機って必ずライトが点滅しているじゃないですか??

そういうのじゃなく、めちゃくちゃ明るい星(金星?)ぐらい輝く物体がゆっくりと移動していたんです・・・


神のみぞ知る。


さて、学会発表の話をしますね。

先日行われた「比較統合医療学会」という学会で、発表させていただきました。

どんな発表だったかというと「玄米酵素を使って調子良くなったやついるよ〜」っていう感じの発表。

学会の発表ってめっちゃ難しいですw

質問時間入れて15分、ってことは発表を12分ぐらいに抑えないといけないんです。


もう無理ですw

腸内環境と病氣の話、玄米酵素の話、そして何よりなぜ自分が玄米酵素を使い出したのかの話。

そして症例・・・

さらには考察・・・

無理やw

症例は本当は2頭紹介したかったんですがとても無理だったので、泣く泣く1頭に。

どちらもステロイドを使っていたけど、玄米酵素を使い出して、というか自分が診察し出して薬をやめられたっていう動物たち。

普通にですね、1頭30分はかけて話したい内容ですよ。

それを全部で12分って・・・


でもとてもいい経験になったし、スライド作りは調子に乗ってくるととても面白いですね〜


さて、そうやってスライドを作っていると、なぜ玄米酵素を使うに至ったか、というところを「みんな聞いて!!!」みたいなテンションになってしまったんですよw

ただね、思いました。

そこに来ていた業者さんは健康オタクみたいな人たちなんで、そういう話に興味があるのかもしれませんが、獣医さんは基本的にあんまり興味なかったかもw


なぜ玄米酵素を使うようになったのか?


獣医師になって動物病院で11年働きました。

最初は静岡の先生5人ぐらいの地方だと大きい病院。

次は東京の同じぐらいの規模の病院。

そして救急病院。

最後に八王子で個人病院の院長。


なんかおかしいな、って気がついたのは東京に来てからですね。

静岡で簡単に治っていた(まぁ今考えると俺が治していたわけではなく、薬で症状を抑えていただけ、もしくは何もしなくても勝手に良くなっていたものを薬を使って良くなったって錯覚してただけ??)皮膚炎だったり下痢だったりが、東京の病院では全然治らず、もっと悪くなっていっていく子も多い。

さらに救急病院に行くと、病院で検査をし、薬を飲んできていたのに重たい病氣になっている子も多く、手術をしても亡くなる子も多かった。

静岡での治療がとてもシンプルで、尚且つ治療成績も良かった。

そう感じてしまったんですよね。

で、八王子で院長をやることになって「これは動物を整えた方が早いんでは??」ってことで、免疫=腸内環境=食事、ってことで、食べ物に興味を持つようになった。

で、そこで問題だったのが、自分の食が乱れすぎていたってことw

それまでの10年間、自炊を行った回数は多分10回ぐらいw

それ以外はコンビニ、お惣菜、外食。

いや、しょうがないんです。

夜ご飯を作っていると患者さんから電話が鳴って、作り途中で病院に戻って診察する、みたいなことをやっていたんでw


でもそんな生活をしていると、やっぱり壊れてくるんです。

身体じゃなくて「こころ」が・・・


で、腸を整えるには・・・って思って色々探していました。

サプリメントはたくさんあります。

でもどうしても気になるんですよね、それって「全体食」ではなく「抽出物」

抽出物であり、そこにはどうしてもその形にするための添加物も。


なんか矛盾・・・って思っていたところで玄米酵素を知ったんですよ。



みたいな話をしたかったんですよw

でもこんなん話す時間なく、結局ここを端折りに端折り、1分にも満たない時間で説明することになったんです。

でもなんとかねじ込みたかったんですよね、このストーリーをw


学会に行ったときは人の発表を聞いてもあんまり面白いと思えなくなったんですよ。

だって本当の大切なことって、絶対にあの場所では聞けないから。

だから学会に行く目的は、懇親会や休み時間なんかにいろんな情報を得るため。


今回の学会は獣医さんと話をした時間は2日間でトータル10分ぐらいw

業者さんとは6時間ぐらいww


発表聞かずに企業ブースで遊んでましたw


そのおかげでまた面白い話だったりツールだったりを手にいれました👍

でも基本的に「手当」をする方針は変わりませんし、リュック一個で診察できるってすっごい強いし楽なんで、そこがブレることはしばらくはないと思っています。

いや、これ以上ものが増えることはないな😎


では🤗


あっ

この「しんにょう」、上手くないですか??

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執筆者
林 潔高
林 潔高
獣医師
林 潔高(はやし きよたか)

2012年に日本大学を卒業後、静岡市内および東京の動物病院で勤務。

2019年から2年半、24時間体制の動物病院「動物救急センター」で勤務。

2021年より東京の動物病院で院長として勤務した後、2023年に独立。

現在、東京・神奈川・埼玉・静岡で往診しています。

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