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つくづく思う、まずは飼い主から

ときわのもり動物病院

こんにちは〜

最近犬にやっているマッサージ的なことを飼い主さんにもやっている林です。

すごい効いたって言ってくれる人とイマイチな人と、結構はっきり分かれますねw


犬猫もそうですが身体を触って整えるだけでは、多分足りないんだろうな・・・って思いました。

やっていることは同じでもその人に合わせて一つ一つ課題を解決していく、そう言ったアプローチをしてメンタルから改善していくと、結構楽になってって言ってくれるんです。


病は氣からですね〜


さて、じゃぁ犬猫の身体はどうなの??

って考えたらですね、それも一緒です。

犬猫も身体整えるだけだとちょっと足りないんですよね。


犬猫は人間と違って過去への文句とか未来への不安がないと思います。

だから身体も割とととのいやすい氣がしています・・・

が・・・

結構飼い主さんの想いというか念というか、そう言ったものを背負っている子が多いような感じがあるんですよね。


なんかそういう所が病氣なんかの治りを悪くしているんじゃないか?

そう思っています。


目の前の子は明らかに元氣なのに、たった一回言われた健康診断の結果を氣にして「この子は腎臓が弱い」って思ってしまったり。

親や兄弟にある病氣が多いからって、それを心配し続けたり・・・


これはおそらくですが、動物にとってマイナスに働くことはあってもプラスに働くことはないと思うんです。


逆の立場、というか自分が子供の立場になって考えてみるとうなずけると思うんですが、いっつも何かしらの不安を抱えながらのお母さんって、見ていて辛くないですか??

その内容は子供には分からなかったとしても、明らかにお母さんが不安がっているっていうのは、多分誰だって氣がつきます。


それは犬や猫なんかの動物もそう。

いや、彼らは言葉を喋らない分、氣配に対して敏感です。

だから不安をいち早く読み取ります。


世の中のほとんどのことは知らなくても全然良いんです。

むしろ知らない方がいいことってたくさんあるんです。

遺伝とか言われている病氣はまさにそうですよね。

その遺伝子を持っていたって発現するかどうかなんて分からないですし、発現したときの程度や症状だって違う。

なら発症する前からそれを知らなくてもいいですよね。

もし知るんだったらその改善方法も一緒に知らないと、不安しか残らないですよね。

でも残念ながらそう言った類の病氣なんかの対処法というか、遺伝病にならないように、癌にならないようになんて知っている人ってほぼ皆無。


当たり前です。

生きてきた環境なんて全ての動物で違うんだから、この方法がいいなんてものが当てはまるわけがないんです。


ならね、知らなければいい。


本題に戻りますね。


結局のところ、動物が元氣でいるかどうかは飼い主が元氣で、いつもご機嫌で、お氣楽に生きているかどうかにかかっているって言っても過言じゃないと思っています。

犬からしてみれば自分がだるくて死にそうであっても、飼い主さんがいつも笑顔でそばにいてくれたらそれでいいんですよ。

逆にどんなに身体は元氣そうに見えて、検査の結果もパーフェクトであっても、飼い主さんがいつもネットで不安になる情報を拾い、SNSで他の犬を羨ましがり、将来なるかならないかも分からない病氣に対してビクビクしていたら、その犬は果たして幸せなんでしょうか??


ってことで犬猫と同時に飼い主さんの心も身体も和ませてあげる必要があるのかな〜と思い、飼い主さんマッサージしてます🤲


喋ってくれるってありがたいですよね。

どうだったのか、反応がしっかりあるw

犬猫と違ってまた面白いです👍


では🤗

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執筆者
林 潔高
林 潔高
獣医師
林 潔高(はやし きよたか)

2012年に日本大学を卒業後、静岡市内および東京の動物病院で勤務。

2019年から2年半、24時間体制の動物病院「動物救急センター」で勤務。

2021年より東京の動物病院で院長として勤務した後、2023年に独立。

現在、東京・神奈川・埼玉・静岡で往診しています。

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