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歳をとってきたからこそ美味しいものを🎵

ときわのもり動物病院

こんにちは〜

暑くなってきたら半袖・短パン・サンダルになって子供達よりも早起きをして外に出ていく林です。

自転車も乗ってます👍

復活です😎

#氣持ちは小学2年生


さて、昨日鍼灸のセミナーを受けました。

薬を使いたくない、なるべく手術もしたくない、自然の形を生かしながら少し手を加えてあげるだけで動物たちは治っていく。

そう思って最近は治療しています。

外科手術や薬も必要ですが、それらは基本的に緊急時に対応するため。

日頃のケアや生活習慣病などのいわゆる「慢性疾患」にはそれらはあんまり意味をなしません。

そして今の医療というか科学的に、もしかしたら一番おかしいのかな〜っと思うところは

「食事」

なんですよね。

特に動物に対しての栄養学は、ほとんどわかっていません。

にもかかわらず街中には「〜歳になったらこれ」とか「〜病にはこれ」みたいなフードやおやつがものすごく多く存在しています。

果たしてそれらって動物にとって本当にいいのか??

これがすっごい気になっているんですよね。


結論から言いますね。

「もし自分の犬猫だったら、そんなご飯はあげない」

特に療法食は・・・

以上ですw🙋‍♂️


療法食にももちろんいいものはあると思います。

私も勧めているフードもあります。

でもどうしてもそれを食べないといけないってわけではありません。

特に高齢になって、いろいろな病気が出てきている子たちに関しては、食事はうるさく言いません。

例えば腎臓の数字だけを気にするのであれば腎臓食はいいのかもしれませんが、腎臓食に入っている材料を見たらとても犬が食べたいものではないと思います。

肉が入っておらず穀物中心。

周りを脂でコーティングさせて味をよくしていますが、その脂も酸化した匂いがします。


そんなものより人間が食べているお肉やお魚、ご飯なんかをあげた方がよっぽど犬猫にとって幸せだと思いますね。


これはあくまでも自分の考えなんで、皆さんに当てはまるわけではないと思いますが、逆だったらどう思いますか??

自分が歳をとり動くのがめんどくさくなってきた。

楽しみといえば近所の人と話をしたりテレビを見たり。

あとは食べること。

だんだんとこうなってきませんか??

犬はもっとそうです。

飼い主以外相手をしてもらえることはなく、その飼い主も仕事で留守が多かったり、家にいても遊んでくれない。

そんな中唯一の楽しみのご飯が味気ないドライフードや管理された食事・・・


自分が逆なら、生きている意味を感じられないかもしれませんw

確かに療法食はエビデンスが出ているのかもしれませんが、大事なのって血液検査の数値を下げることですか?

それとも美味しいものを食べて、楽しい時間を多く過ごすことでしょうか?

私は美味しいものを食べてたとえ寿命が縮まっても、後者を選びます。

犬も高齢化社会ですが、15歳前後になったらいつお迎えが来てもおかしくありません。

どんな年齢であっても「もっと長生きしてほしい」っていう思いは持っていてもいいと思いますが、犬猫たちがそう思えるように美味しいものをあげて、楽しく遊んであげることも必要だと思います。

そうすると動物たちも元氣になって、かえって長く生きるかもしれません。


管理・・・


やめてあげたいですよね。


では🤗

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  1. 野良猫のノリ

    本当にそうですね、

    最近林先生の顔を思い出す今日この頃です(笑)

執筆者
林 潔高
林 潔高
獣医師
林 潔高(はやし きよたか)

2012年に日本大学を卒業後、静岡市内および東京の動物病院で勤務。

2019年から2年半、24時間体制の動物病院「動物救急センター」で勤務。

2021年より東京の動物病院で院長として勤務した後、2023年に独立。

現在、東京・神奈川・埼玉・静岡で往診しています。

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