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別れ、そして出会い

ときわのもり動物病院

こんにちは〜

カレーを食べた翌日は必ずと言っていいほど胃がもたれる林です。

市販の固形のルーはやめて、少し高いルーにしてみましたがあんまり変わりませんでした。

#なら身体に合うものを食べればいいじゃない


さて、動物病院の2階を犬も来れるお茶が飲める場所、昔の自治会館だったり駄菓子屋さんだったり、お年寄りから子供まで来られる場所にしたい、っていう構想を持って今計画中です。

今まではカフェに行く、ってなるとコーヒーを出してくれる、一般的にみなさんが想像しているカフェや喫茶店に行くことが多いですが、最近は「日本茶」を出してくれるところを探しています。

でもそういうお店って本当に少ないんです。

今世の中は空前の抹茶ブームですよね。

抹茶を謳っているお店は結構あります。

でもメニューを見てみるとだいたいは
・抹茶ラテ
・抹茶アイス
・抹茶を使ったお菓子

であって、抹茶を美味しくいただけそうなお店って少ないんですよね。

あとは日本茶が飲めるところっていうのはどうしてもお菓子がメインになってきてしまう。

いや、これは日本茶に限らずインスタ映えするようなスイーツが置いてあるところが多く、結構ボリュームがある。

ぶっちゃけコーヒーやお茶を飲むのにそんな量は必要としていない私。

黒糖とかかりんとうとか、チョコレート少しなんかで十分なんですよね。


ってことでなかなか良いお店がないな〜って思っていたんですが、ありましたよ。

静岡市葵区水見色ってとこにある、お茶屋さんがやっているカフェ。

「かつやま」さん✌️

お茶屋さんの古民家を改装してカフェにした、まじで理想的な感じです😁
※建物の外見を撮るのを忘れてしまっていました・・・
 気になる方はホームページでチェックしてみてください🙏

こういうのどかなところにあるんです。

本当に山の奥、鳥の囀りぐらいしか聞こえてきません。

メニューも結構シンプルだった気がします。

だった気がします、っていうのは私にはその中の「おはぎ」しか見えてなかったんで、それ以外のメニューはきちんと見ていなかったからw

どうです???

完璧でしょ??

ボリューム必要なし。

パフェ、ラテ必要なし。

甘いものに漬け物、そしてみかんまで。

もうおばあちゃんの家感満載です👍

理想的ですね〜

縁側でいただきましたが落ち着きます〜

お茶も美味しいしおはぎも美味しい。

とっても贅沢な時間ですよね✌️


先日東京で「お茶カフェに行こう!!」ってことになっていったんですが、人で溢れかえっていたので入るのをやめました。

そういうのじゃないんです。

こういう、昔なら普通だったのが今は逆に新鮮で落ち着くんです。


さて、食事も終わりゆっくりして帰る前に少し散策してみよう〜って思って歩いていたら、かつやまさんのご主人と外で会ったんです。

そこで最近お茶に興味が出てきたことを話していたら、ひょんなことから自分が獣医だって話になったんですよね。

そしたらそこのお家の猫が私が訪れた日の前日に亡くなったらしいんです。


なんていう偶然だったのか?

最後は輸血を勧められたらしいんですが、断って連れて帰って数時間で亡くなったと。

でも家族全員に囲まれて亡くなっていったとのことでした。


そういうの、とても幸せですよね。

生きるか死ぬかっていうのは治療ではどうしようもない部分もあります。

おそらくまだまだ本人に生きる気力もあり、元気だったのに急に体調が悪くなったんであれば輸血もいいでしょう。

でも輸血って簡単に言いますが、それって臓器移植みたいなものなんですよね。

他人の血液を入れるってこと他人の細胞が入ってくるってこと。

その血液は身体中を巡っていたものなんで、身体のいろんな情報を持ってきます。

そういうのを入れるって、身体にとっては相当な負担なんですよ、実は。


実際に救急病院時代に輸血をしている子を何頭も見てきましたが、本当に必要な子は少ないと感じました。

また入れて数日で血液が自分の免疫によって破壊されている(拒絶反応)子も多く見てきました。


輸血しないでよかったんだと思います。

生きるか死ぬかは猫本人が選んでいます。

動物はそういう本能を持っている気がします。

もちろん人間も自然にしていればそうなのかもしれませんが、「死」に対して医療が関わり過ぎてしまっているせいで、そういう感覚が見過ごされているのかもしれませんよね。


にしても、お邪魔した前日に猫が亡くなったなんて・・・

何かに導かれたんでしょうか?


全ては繋がっていますからね。

全てに意味がある、そういうことですね〜


では🤗

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執筆者
林 潔高
林 潔高
獣医師
林 潔高(はやし きよたか)

2012年に日本大学を卒業後、静岡市内および東京の動物病院で勤務。

2019年から2年半、24時間体制の動物病院「動物救急センター」で勤務。

2021年より東京の動物病院で院長として勤務した後、2023年に独立。

現在、静岡と東京を中心に往診をしております。

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