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やっぱりドッグカフェじゃないや

ときわのもり動物病院

こんにちは〜

鎖骨骨折生活42日目。

3日後にレントゲンを撮る予定なので、そこで経過が良ければもう骨折日記は終了しようと思っている林です。

そろそろ数えるのがめんどくさくなってきましたw


昨日は近所の四川料理屋さん、と言っても街中華っていう雰囲気のお店に行ってきました。

子供達は普通のラーメンを食べていましたが、四川料理屋にきたらこれでしょ!ってことで、私は麻婆豆腐をいただきました👍

それがこれ!

いや〜痺れましたね😅

食べている最中から汗が噴き出す感じ。

お肉もごろごろの挽肉で、ニンニクの芽も入っていました。

ただ一つ残念だったのは、あまりにも汗が吹き出したせいでその後がめっちゃ寒かったってことww

次は四川ラーメンですね😊


さて、今日は「ドッグカフェ、やめま〜す」って話w

ドッグカフェっていうものを作るのは辞めようと思います。

理由はとっても簡単で「自分がドッグカフェに行こうって思ったことがないから」

そうなんです。私はドッグカフェに何の魅力も感じていない😅

それがここ最近わかってしまったし、ドッグカフェを色々検索してみていたり、実際に行ってみたりすると、「これがやりたかったのかな〜」って思うんです。


私がドッグカフェに行こうと思わない理由として
・犬と一緒にご飯を食べる必要性を感じない
・犬と一緒にご飯は落ち着かないし、犬にご飯を我慢させるのは酷
 (大型犬の飼い主さんは納得なはずw)
・一人で犬に触れたい、って思った時にドッグカフェに行こう!って思わない
・犬を連れていないのにドッグカフェにいくのは、とてもハードルが高い
・そもそもカフェって一人でゆっくりしたり友達と話したりするところで、犬仲間であっても犬がいない方がゆっくり話せることもある

っとまぁこんな感じ。

まぁ動物病院の上でドッグカフェをやろう、って言った割に身もふたもない感じになってしまいましたw

でもここは大切なところだと思うんです。

自分が行ったことがない、あるいは行こうと思わないものを作っても仕方がないんです。

私が作ろうとしている動物病院で行う治療はは、自分の犬たちにするのとも同じです。

食事や生活環境に関するアドバイスもそう。

基本的にうちの犬だろうが他の方の犬だろうが、何なら人間に対しても基本的にはおんなじようなお話をしています。

なのに「ドッグカフェ」って・・・っていう疑問が湧いたんですよね。


そもそも私が作りたいのは
「犬猫を飼いたいけど飼えない方々、特に子供やご老人なんかが来やすい場を作り、そこに犬を飼っている人も普通に来れる場所」

ここで思ったのが「ドッグカフェって飼ってない人、入りにくくない?」っていうこ。

みなさんの周りにはドッグカフェありますか?

そこに子供達やおじいちゃんたちが来るのって想像できますか?

私はできないんですよね。

だからあえて「ドッグカフェ」っていうのを名乗る必要もないのかなと思ったんです。


何となくですよ、理想としている像は

「昭和から平成前半ぐらいのご近所付き合い」

なんですよね。

要は犬を飼っていても飼っていなくてもいい、猫を飼っていても飼っていなくても、野良猫にご飯をやっているだけでもいい。

犬の散歩だったり外にいる猫を眺めたりしながら、そこには近所の方とのコミュニケーションが今よりも多くあったと思うんです。

井戸端会議みたいなやつ。

あとは親がいなかったら友達の家に行くとか近所のおじちゃんちを行くとか、そういう人と人の付き合いが以前は豊富にあったと思うんです。

私の子供の頃は毎日のように友達のお家に行っていましたし、そこでお母さんやおばあちゃんなんかがお茶を淹れてくれたり、お菓子を出してくれたりもしていました。

友達同士で勝手に家の冷蔵庫を開け、卵を出して毎回何個も卵料理を勝手に作ってしまっていたって、次の時も遊びに行けましたw

暗くなるまでゲームをしても怒られることもなく、また翌日も遊びにも行けました。

近所の駄菓子屋さんはいつも人で賑わっていました。

そういう空間。

今作りたいのはそういう空間なんです。


犬と一緒にランチをしたりコーヒーを飲んだりわざわざするんじゃなく、昔は普通に行われていたけど最近は減ってきてしまった、地域の人のコミュニティーの場所を作ったらいいんじゃないかってことなんですよね。

だから「ドッグカフェ」っていうと違和感満載なんでしょうね。

そうじゃなくて、子供からご老人までが気兼ねなくこれて、「ただいま」「おかえり」「いらっしゃい」って親戚の家や友達の家に来たような感覚になれる場所。

そこには別に犬がいてもいいし猫も居てもいいし、そんな感じ。

友達のお家に行った時に出てきたお菓子の種類が少なくて文句を言う人って、そんなに居ないと思うんですよね。

それよりもおばあちゃんが手作りで作ってくれたものが嬉しい。

それが自分にとっては心地いいのかもしれないんです。

もらったお菓子はそれはそこそこ美味しいですけど、誰が作ったのかがわからないものばっかりなんですよね。

それよりはこの人が、この材料を使って作った、って言うのがわかっている方が安心ですし、そう言う手作りのものの方が結果的に売っているものよりも美味しかったりもするんですよね。

そう言う空間がいいんですよ。

だから「ドッグカフェ」っていうコンセプトはやめようと思います。


話は変わりますが、先日PTAの集まりで「コミュニティスクール」っていうものが話題に上がりました。

自分でもまだよくわかりませんが、学校と社会とをつなぐ、第3者みたいな感じなんでしょうか?

でもそんなの昔は近所のお店に行けばいろんな話が聞けただろうし、おじいちゃんやおばあちゃんたちは子供達にいろんな話をしてくれたんで、多分いらなかったんですよね。

今ならではの考えだと思います。

だったら動物病院をそういう場にしてしまえばいいんじゃないか?って思ったんですよね。

子供が動物病院に興味があれば一緒にくればいい。

そこでいろんな話で盛り上がったら、一人で来てもいいわけですよ。

俺が診察で忙しそうにしていたら2階に上がってお菓子を食べてもいいしお茶を飲んでもいい、おにぎりを食べてもいいし読書やその他のことをしていてもいい。

んで空いたら話をして、気が済んだら帰る。

そういう空間を作りたいし、そういう働き方が理想。

そのためには病気の子をなるべく減らし、薬を使う子をなるべく減らし、ワクチンなんかで来る子を減らす必要があるんです。

そういう空間が理想なんですよね。


ってことで今日はこの辺で。

では🤗

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執筆者
林 潔高
林 潔高
獣医師
林 潔高(はやし きよたか)

2012年に日本大学を卒業後、静岡市内および東京の動物病院で勤務。

2019年から2年半、24時間体制の動物病院「動物救急センター」で勤務。

2021年より東京の動物病院で院長として勤務した後、2023年に独立。

現在、東京・神奈川・埼玉・静岡で往診しています。

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