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食=生きる

ときわのもり動物病院

こんにちは〜

最近やたらとベンツのゲレンデを見る機会が多い林です。

この1週間で5台ぐらいはみたでしょうか??

実は今ゲレンデではないですが、トラックぽい車が欲しくなっていましてw

軽トラの大きいやつみたいなのですね。

そうそう、こういうやつ。

アメリカでめっちゃ走っていましたが、こういう日本だとあきらかにオーバースペックな、無駄な感じがたまらないですよね👍

ゴールデンウィークが明けたら試乗してきます〜

#ゲレンデは買いませんw

#もっともっと「それ必要なん?」って車にします


さて、私ごとですが6月に初めてのセミナーを開催することになりました!!!

やりました!!

何をやったらいいのか全くわかりませんが、なんとなくやってみます👍


セミナーといってもそんなに大掛かりなものではなく、お話会みたいなものですね。

普段診察でしているような感じで行おうと思っています。


一応のテーマは「食事について」ってことにしました。

これは永遠のテーマですね。

食事をテーマにやってください、と言われ、初めて食事についてちゃんと勉強をしようと思っている今日この頃、なかなかいい本がないんですよね。

今までもセミナーでも勉強した事がありましたし、野生動物の本なんかも読みましたが、なんかしっくりとこない。

それもそのはずで、食事っていうのは一概にこれがいいとは言えるはずもなく、その子によって、しかもその時によって食べたほうがいいものは変わります。

これは人間もそうですよね。

例えば玄米が身体にいい、と言われても現代人のほとんどは玄米をしっかりと消化できるほど胃腸が丈夫ではなく、逆に玄米を食べると便秘や下痢になってしまう方もいます。

魚がいいと言ってもずっとその魚ばっかりを食べ続けるわけではありません。

日によって体調が違いますので、その都度変える必要があるんです。


では今の犬猫の食事はどうか??と言ったら、基本的にドライフードを食べている子が多いので、食べるものは毎日同じものを食べている子が多く、さらにそれらは加工された保存食ですで乾パンやエナジーバーみたいな、カロリーやビタミンは取れるけど味気なく、命をいただいているとは言い難いものを毎日食べているっていうのが現状です。

もちろんドライフードもいい面があります。

それは「便利」そして「保存が効く」

現代人は忙しい方が多いですので、すぐに与えられるドライフードっていうのはすっごく便利です。

でもそれが動物にとって自然なのか、それがベストなのかって言われたら、間違いなく答えは「NO」です。

特に病気になった時のご飯は普段よりもより気を遣わなければいけないのですが、日本において何か病気になった時に動物病院で言われる食事はドライフードがほとんどで、手作りなんて絶対にあげないでください!!っていうレベルで言われます。


これ、人間で考えるとすっごくおかしな事ですよね。

風邪を引いた時、お腹を崩した時、アレルギーがひどい時。

そんな時に「これだけ食べておけば大丈夫!!」みたなシリアル的なものってないですよね。

病気の時こそ食材から気を遣い、調理方法も考える必要がある。


これを動物でも当たり前にしていきたいんです。


確かにドライフードは便利ですが、「食=命をいただいて生きる」っていう観点からすると、ドライフードよりも食材を自分で料理した方がいいに決まっています。

カップラーメンやインスタント食品がお袋の味よりもいいわけがない、ってことは誰しもがわかる。


ってことでこの本を買ってみました🤗


犬用のご飯の本って色々ありますが、一般の飼い主さん用に作られているものが多く、とっても手が込んでいてカラフルな料理が多いですよね?

実際に自分が料理を作る時ってそんなにオシャレな料理を作らない私にとって、なんとなくそういう料理本って読もうと思わなくってw

そしてどっちかというとしっかりと理論を立てて考えたい私には、なんとなくそういう料理本って物足りない。


あとは飼い主さんから「あんな凝った料理毎日作れないよ」ってよく言われるんです。

だから自分で割と難しめの本をまとめて患者さんに還元し、なるべく負担のない形で作ってもらうことが飼い主さんにとっても動物にとっても必要なのかなと思っています。


これからは読んだものをこのブログで自分の復習も含めてあげていこうと思っていますので、興味があれば見てみてください。


基本的に私は犬猫のご飯、って特別に意識する必要もなく、人間の食べ物でいいと思っています。

味付けを変えたり肉の割合を変えたり、そういうのがベースでいいと思っています。

だってそうやって今までの犬猫は生きてきたはずなんで。


それぐらいに考えるとすっごく気が楽になりませんか??


食事って毎日作るものです。

しっかり作れる日もあれば時間があんまりない時もある。

たまにはテキトーになる日もある。

でもそれでいいと思います。

結局は気持ちがこもっていれば、愛情がかかっていればそれでいいんだと思います。

それが工場で作られたドライフードには圧倒的に足りないと思うんで、手作りの方がいいと思っています。


って事で今日はここまで。

若干の二日酔いのため全くまとまっていないブログとなりました〜


では🤗

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執筆者
林 潔高
林 潔高
獣医師
林 潔高(はやし きよたか)

2012年に日本大学を卒業後、静岡市内および東京の動物病院で勤務。

2019年から2年半、24時間体制の動物病院「動物救急センター」で勤務。

2021年より東京の動物病院で院長として勤務した後、2023年に独立。

現在、東京・神奈川・埼玉・静岡で往診しています。

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