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茶畑に行ってきました〜

ときわのもり動物病院

こんにちは〜

鎖骨骨折生活32日目。

ちょうど先月の今日、18日に骨折をしてから早くも1ヶ月が経ちました。

長かったような早かったような、まぁ終わってみたら早かった1ヶ月でした。

できることがだんだん増えてきているので、生活のリズムも整ってきました👍

さて、動物病院の2階を動物も連れて来られるカフェにしよう、ってことで今考えているんですが、きて欲しいのは動物を飼いたいけど飼えないご高齢の方だったり子供だったり。

カフェにしたいなとは思うものの、正直ご高齢の方ってコーヒーもいいですが緑茶や紅茶も好きですよね。

ラテアートよりも急須と茶碗の方が似合います😁

ってことで美味しい緑茶が出せるカフェってあんまりないし、コーヒーだけじゃなく落ち着いたお茶も飲めるカフェがあるといろんな人が来れるかな〜っと思い漠然と考えていたんですよね。

そんな時に近所の方から「私、茶畑のオーナー制度に申し込んであるんですが、一緒に行きますか?」という、なんともドンピシャな誘いが!!


お茶畑のオーナー制度っていうのはお茶の木を自分で植えて、お茶ができていく過程を自分の畑として見ていける、ってものだったり、すでに植えてあるお茶の木からお茶摘み体験ができたりとか。

市民農園のお茶バージョンみたいな感じでしょうか?


お茶って日本人には一番身近な飲み物ですし、ペットボトル飲料の中でも一番飲まれているんじゃないでしょうか?

でもお茶がどんな感じで私たちが飲んでいる形になっていくかを知っている人って、ほとんどいないと思います。

静岡には茶畑はたくさんありますが、じゃあそこからどうやって緑茶や紅茶まで作られるかを知っている人はやっぱり少ないと思うんです。

そういう「日本人なら知っておきたいもの」って知りたいですし、それをやっている方が近所にいるなんてスーパーラッキー✌️

ってことで昨日茶畑に行ってまいりました🙋‍♂️

こちらが茶畑。

この状態になるとなんと30〜50年ぐらいは収穫ができるんですって!

そしてこちらが植えて1年目のお茶の木

まだまだ小さいです。

これが5年ぐらいすると収穫できるような、上のような感じになるんですって。

知らなかったですよね〜

そしてこちらはモグラの穴みたいw

カモシカやイノシシもやってくるようなところなんですって。

うちから30分しないぐらいのところにこんな素敵なところがあるなんて👍

どうやってそのお茶になっていったかを知っているお茶が出せるカフェって、なんかいいですよね。

しかもそれが自分が育てたお茶だったら・・・

いや、素敵です✌️


テラスもありそこで緑茶や紅茶も飲めます😊

なんとここは静岡茶の発祥の地らしいんですよね。


その場でも飲めるし自宅用にもいろんな商品が売っていました。

緑茶発祥の地、そして最近では「和紅茶」と言って日本のお茶の葉っぱを使った紅茶もよく作られているとのこと。

ってことで私が買ってきたのが・・・

ほうじ茶とレモングラスティー😁


って緑茶でもシンプルな紅茶でもなく、変化球!!

いや、ほうじ茶めっちゃうまかったですよ。

全然喉に引っかかる感じもなく、スッキリ、あっさり飲めます。

これはね、もうカフェが楽しみです。


お茶のイメージができてくると内装のイメージもしやすくなりますよね。

どんなことがやりたいのかで雰囲気は決まってきます。


今図面がまとまっていないのって、自分の中に今後どのような診察をしていくのかって迷いがあるからなのかな〜って思うんですよね。

まだまだ考える時期だよって。

「自分の幹になる診察ってなんなんだ??」

って問われている気がします。


なんなんでしょう??

やっぱり薬は最低限にして、なるべく動物自身の力だったり飼い主さんの接し方なんかで病気が治る、というか病気にならないような治療の仕方が理想ですよね。

だから「整体、鍼灸」そして飼い主さんに対するカウンセリングなんかが大切だと思い、最近はそっちの方をお勉強中なんです。

そこと西洋医学との融合。

西洋医学は緊急時はやっぱり必要なんで、そこの融合が難しい。

それがまとまってないところなんでしょうね。


ってことで一つコンセプトを決めました。

「よく話を聞き、よく動物の身体を触る」

やっぱりこれが基本ですよ。

でも患者さんだったり人間の病院に行っている方だったりの話を聞いたり、していると、獣医さんやお医者さんってほとんど身体に触らないし、患者さんの話もあんまり聞いてくれないんですって。

実際に自分が患者として病院に行っても身体を触る医者って本当に少ないです。

私は自分が納得するまで話を聞くようにしますが、医療知識のない方って専門的な話はついていけなくなって、消化不良で診察を終えることって多いですよね。

だからそれはしたくないんです。


この「誰もが1年目は当たり前のようにやっていたこと」を当たり前に続けるってことが、実は1番大切なんだと思います。

「丁寧」ですね。

お茶もそうです。

丁寧に育てられ、丁寧に加工され、丁寧に淹れられたお茶が美味しくないはずがないんですよね。


そういう「丁寧」な病院を作っていきます。

それにはまず日常から丁寧に😊


では🤗 

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執筆者
林 潔高
林 潔高
獣医師
林 潔高(はやし きよたか)

2012年に日本大学を卒業後、静岡市内および東京の動物病院で勤務。

2019年から2年半、24時間体制の動物病院「動物救急センター」で勤務。

2021年より東京の動物病院で院長として勤務した後、2023年に独立。

現在、東京・神奈川・埼玉・静岡で往診しています。

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