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腸内細菌学会に行ってきました〜

ときわのもり動物病院

こんにちは〜

東京に1週間ほど行っていた林です。

更新がないと海外に飛んでしまったとかって心配になる方がいらっしゃいますが、今のところ海外に行く予定はございませんので、ご安心ください🤲

#急に決まりますが・・・


さて、6/25,26は腸内細菌学会でした👍

初めて参加する学会で、獣医の学会ではなく、医者や研究者メインの学会でした。

というかほとんど研究メインの学会で、久しぶりに学生に戻った気分で楽しく参加できました😊


腸内細菌大切ですよね〜っていうのはもうだいぶ前から言われていたことですが、じゃあどうしたらいいの??ってみなさんなかなかわからないところありますよね??

ってことで、この学会に参加した私が、ハイパーざっくり今の所の結論を出したいと思います!


・腸内細菌の多様性が大切
・結局和食
・そして運動

以上!!

至って普通のことです〜


何事もバランスが大切です。

腸内環境もそう。

 今言われているのは
・善玉菌 2
・悪玉菌 1
・日和見菌 7
の割合で存在するのがいいと言われています。

このバランスが破綻すると便秘や下痢だけでなく、様々な病気やメンタルの不調、そして肥満にもなってしまうこともあるみたいです。

そしてこのバランスを壊す最も強力な要因は「薬」なんだそうです。

例えば人間の病気で偽膜性大腸炎というとても治りにくい病気があるらしいんですが、それは抗生剤の使用で、抗生剤の効く菌が死んで、効かない菌が増えることによって起こることが多いみたいです。

他にもずっと飲み続けている薬、特に胃薬なんかで腸内環境は乱れていくとのことでした。


腸内環境を乱すのはそれだけではありません。

食事も大切です。

甘いもの、脂っこいもの、アルコール😅、そしてタバコ(食品ではないですが)・・・

こういったものでも善玉菌の類は減ってしまうとのことです。


そしてそして、座る時間が6時間を超える人もバランスが崩れていくんだとか・・・


じゃあバランスの整った腸って何を食べたらいいの?ってことですが、ズバリ

・繊維食
・発酵食

何ですって。

これは人間とマウスからわかったことですが、犬や猫にも共通する部分はあるのでは?と考えています。

特に犬なんかは雑食であり人間と共に何万年も生活をしているので、人間に近い食文化を持っていてもおかしくないと思っているんですよね。


って、それ和食じゃん!!!

っていう結論w


さらに運動をすることでも腸内細菌が整うんですって・・・


って何も難しいことはなく、ちょっと前の人が普通にやっていたことを普通にやればいいってことやないか〜い!!

っていう結論に至ってしまった私でした😅


多分何も難しいことはなく

・バランスよく和食中心で食べ
・しっかりと運動をし
・よく寝る

多分これでいいんだと思います。


さて、学会の懇親会で大学院生と話をしていて、興味深い意見を聞きました。

「結局善玉菌とか悪玉菌ってないと思っていて、そのバランスが大切ってことなんだと思うんですよね」


これ、まさにそうですよね。

善玉菌がいいからといってそれが増えすぎるとバランスを崩してしまうし、悪玉菌が悪いからとって全部無くしてしまうと、またバランスを崩してしまう。

悪玉菌と言っても今まで生きてこられたのはその菌がいたからこそ、ってことも言えるわけです。


ってこれ、草とか虫を敵にしない自然農的な考えと同じな気がするんですよね。

結局何がいいか悪いかではなくそのバランスが大切。

そうやって考えると・・・


そうです、いつでも無敵になれるんです。


多分全てはバランス、そしてそれをどう捉えるか、っていうだけの問題な気がするんですよね。


ってことでこの日は「変なホテル」に泊まってきました〜

そして翌日は下町観光してきました〜

※登ってはいません

アサヒビール

金色の建物はビールジョッキをイメージしているんだとか

※人力車の人が言っているのを盗み聞きしました


では🤗

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執筆者
林 潔高
林 潔高
獣医師
林 潔高(はやし きよたか)

2012年に日本大学を卒業後、静岡市内および東京の動物病院で勤務。

2019年から2年半、24時間体制の動物病院「動物救急センター」で勤務。

2021年より東京の動物病院で院長として勤務した後、2023年に独立。

現在、東京・神奈川・埼玉・静岡で往診しています。

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