結局何もなかった??
こんにちは〜
診察の時は犬のことよりも飼い主さんの人生相談を受けている林です。
動物のことはもちろん家庭、仕事、やりたいことができていない・・・
いろんな雑談をしていますw
やっぱりね、みんな我慢しているんでしょうね。
愚痴が口からこぼれまくってくるんですw
太っ腹の寿司屋のいくらぐらいこぼれてます
何を我慢しているかというと
・本当はやりたいのにやれていないこと
・本当はやりたくないのに、やらなければいけないと思ってやっていること
主にこの二つかと。
特に後者ですね。
人間、本当はやりたいことだらけなはずなんです。
子供達を見ていると、あれをやったかと思ったらもう違う遊びをしている。
今スタバで目の前に1歳ぐらいの子がいるんですが、いろんなものに興味津々です。
人間というのはそういうものです。
でもそれを「やりなさい、やめなさい」って言われて育っていく過程でどんどん忘れていく。
そしていつしか「やりたいこと」よりも「やらなければいけないこと」が自分の周囲を埋め尽くしていく。
そんな感じですよね。
だからいうんです。
「やりたいことリスト、作ったら??」
って。
よく言いますよね。
「死ぬまでにやりたいことリスト」って。
そのリスト、作ってみたら??って。
でもね、作れない人多いんです。
やりたいことないって。
・・・
いや、そんなはずはないんです。
やりたいことって絶対にあるんです。
でもそれが思い浮かばないほど「やらなければいけないこと」が頭の中をぐるぐるしているんだと思います。
だから言うんです。
「やりたくないことリスト、作ったら??」って。
そしたら簡単に作れるんです。
んで、それを少しずつで良いから実践していくと、つまりやりたくないことは辞めていくと、少しずつ自分のやりたいことが見つかってくる。
自分はそうやりました
治療もそうしています。
自分が逆の立場だったらされたくないことはやらないようにしています。
そうやって自分に正直になることが大切ですよ。
どうせその「やらなければいけないこと」って自分発信じゃなくて、他人から植え付けられた概念だったり常識なんだから。
・勉強しなければいけない
・学校に行かなければいけない
・大人になったら遊ばないで仕事をしなければいけない
・結婚しなければいけない
・子供を作らなければいけない
・家庭を持ったら家を建てなければいけない
・将来のために今を我慢しなければいけない・・・
どれも当たり前のように言われていますが、なんとなく誰かの常識を植え付けられているだけで、実際にそこから外れても生きていけます。
勉強なんてしなければいけないものではなく、したいものです。
本来は興味のあることを調べていく、って言うのが勉強だと思います。
興味のない英語を6年間やっても全然話せないですよねw
でも興味のあるポケモンは何匹だって覚えられる。
まぁそんなもんです。
そしてその興味のない勉強で身につけた知識っていうのは、ほとんどの場合なんの役にも立ちません。
もう大人なんです。
自分で判断しても良いんですよね。
さて、本題w
本題前が長すぎ。
今の話にも共通するんですが、実は知らなければ何もなかったんじゃない??ってこと多くないですか?
って患者さんとよく話すんです。
・戦争のこと
・疫病のこと
・災害のこと
・残酷な事件のこと
ほとんどが実際に目の前で起きてはおらず、メディアを通じて知ってしまったもの。
それを自分の頭が「やばい!!」って判断してあたふたしている。
でも目の前の日常っていうものは、何も変わらず流れている・・・
買い占めが起きるのも実際に不足しているからではなく、不足するかもしれないっていう恐怖からですよね。
今回のお米の件も思いました。
もともとお米を食べなくなって、農家さんも高齢になって、それで流通が落ちていく。
これは自然の流れ。
だったら値段は上がっていくもの。
ただそれだけ。
そう、何も知らなくても良かったのかもしれないなって。
知らない方が目の前に起きた事柄を、善悪の判断をしないで俯瞰して見られるような気がするんです。
ってことで葉桜が綺麗ですね〜

これはちょっと前の写真ですが、私は新緑と桜が混ざった感じが好きです
そういえばこの写真を撮ったすぐ後、桜が綺麗に待っていたんです。
それをみた高校生が
「見て!!桜吹雪、めっちゃ綺麗!!!」
って言っていたんです
良い国です
では