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皮膚の痒みのわけ

ときわのもり動物病院

こんにちは〜

鎖骨骨折生活20日目。

フローリングに井草マットを敷いて布団で寝る、と言うスタイルをとっているんですが、骨折して以降寝る時間が多くなったため、見事に井草マットがカビてしまった林です。

布団はセーフ😅

ここ最近は布団は毎朝たたみ、床を拭き掃除し、疲れたらリビングで寝ております👍

#家族は大迷惑


さて、前々回の続き。

皮膚の痒みの理由のついて。

これは様々ありすぎて書ききれないし、何が大切か、と言われたら全て大切そうですが、その中でも改善できうるところだったり、特に私が気にしているところだったりを書きたいと思います。


1.食事

まずはこれです。

王道中の王道。

東洋医学では皮膚は内臓の鏡みたいなもので、体の汚れだったり水分バランスの乱れだったりを映し出す臓器として知られています。

食べ物がなぜ大切か?といえば、身体は食べたものでできているから。

これに異論を唱える人は少ないと思います。

食べ物や水などからあらゆる栄養を取り入れているわけですが、それと同時に身体にとって不要なものも取り入れてしまうんですよね。

そして現代では、身体にとっては必要であっても「取りすぎ」てしまう、と言った事態にもなっています。

一言で言えば「食べ過ぎ」ですよね。


食べ物は口から入り胃で消化され、小腸で栄養を吸収します。

「腸」と聞いた時、便秘や過敏性大腸炎など、皆さんに身近なのは大腸かもしれませんが、栄養を吸収しているのは小腸なんです。

小腸は必要な栄養を吸収しますが、それと同時に食べ過ぎによって得た過度な栄養だったり、身体にとっては不要な、もっと言うと害にもなりうる成分も一緒に吸収します。

小腸から血液にこのような成分は入っていき、全身を巡るわけですが、身体にとって不要なものが全身を巡ってしまうと、身体は疲れてしまい具合が悪くなりますよね??

汚れたエンジンオイルで走り続けるようなものです。

そんなことをしていたら血液はドロドロ、血栓や他の病気になってしまいます。

そうならないために「肝臓」で解毒をし「腎臓」で排泄しています。

しかし、それでも処理しきれないほど溜まってくると

・皮膚
・涙、めやに
・鼻水
・呼気

などから出たりするんです。

しかしそうやって身体が頑張って出そうとしているものに対して、現代の医療は主に「症状を止める」ことに重きを置き、我々もその症状を「早く止めてほしい」と願っていませんか??

これは極端に言えばうんちやおしっこをしたいのに出ないようするのと同じです。

もちろん極端な下痢だったり皮膚の痒みなんかは多少は止めてもいいと思いますが、止め過ぎは絶対にやめた方がいいと思います。


話がそれますが、皮膚などからのデトックスがうまくいかなくなってくると、身体は毒を溜め込んでしまいます。

そうすると、どうにかデトックスしなくては!!ってことで色々な炎症を起こして、不要なものを燃やすんです。

風邪なんてその典型ですよね。

でも現代はその風邪ですら早く治そうとします。

いや、最近などは「風邪をひいてはいけない」感じになっています。

風邪になって熱が出ると免疫が上がります。

老廃物の燃焼もそうですが、熱を出すと細菌やウイルス、真菌も弱ります。

ガン細胞だって死滅します。

アフリカのマラリアにかかった患者さんには「ガン」になる方が少ないと言います。

高熱を出す、と言うのは本人は辛いかもしれませんが、体を整えるためには必要なんですよね。


でも解熱剤なんかで熱を出さなくしてしまうとどうなるでしょう?

風邪をひききるとスッキリしますが、時に長引くことがありますよね?

子供なんてそうです。

38〜9℃の熱が出ると大人は心配しますが、ゆっくり寝かせておけば2、3日で元気になっています。

でも色々薬を使っているとどうも長引いている。

周りの子供を見ていると、そう思うんですよね。

うまいことデトックスができないと、身体に毒が溜まってきます。

そうすると溜まりやすいところが「慢性疾患」として出てきたり、血液の病気になったり・・・

そしてそんなことをしているとそのうち亡くなってしまうので、最終的に作る「ゴミ箱」的な存在が「イボ」であり「腫瘍(ガン)」なのだと、読んだことがあり、私は納得しました。

もちろん病気になる原因はこれだけでなく、ストレスや他の原因も大きく関わっていると思いますが、このような考えは知っておいて損はないと思います。


ってことで皮膚炎は食べ物で得た不要なものや過剰なもののデトックスもあるので、まずは食べ物の見直しが必要になってきます。


長くなったので続きは次回〜


では🤗

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  1. 野良猫のノリ

    先生ブログ教えてくださりありがとうございました
    これから友人に教えたり読んでいきます。

    • ときわのもり動物病院

      は〜い

執筆者
林 潔高
林 潔高
獣医師
林 潔高(はやし きよたか)

2012年に日本大学を卒業後、静岡市内および東京の動物病院で勤務。

2019年から2年半、24時間体制の動物病院「動物救急センター」で勤務。

2021年より東京の動物病院で院長として勤務した後、2023年に独立。

現在、東京・神奈川・埼玉・静岡で往診しています。

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