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玄米酵素を推す理由 〜結局腸が大切〜

ときわのもり動物病院

こんにちは〜

自転車再開して改めて行動範囲が広がる楽しさを感じている林です。

3ヶ月も自転車に乗らなかったことが今までなかったので、ドキドキしながら乗っております😅

#エコ生活


さて、先日玄米酵素の方とお会いしてきました👍

玄米酵素って今は自分の、そして家族の、そして診察時の必需品の一つになっているんですが、どんなものか簡単に言いますと

「玄米を麹菌で発酵させて乾燥させたもの」

フレーク状だったり粉だったりします。

いわゆる「酵素玄米」とは違います。

酵素玄米は炊くものですよね?

玄米酵素は食品ですが簡単に飲めるもの、サプリみたいな感じ。

でも原材料は食品です。

無農薬玄米を用い発酵させることにより、身体に負担の少ない形で取り込ませることができます。

また玄米って吸収しにくいですよね。

水にしっかりつけなければいけないし、何十回も噛まなければいけない。

玄米が完全栄養食で身体にいいことは分かりますが、おそらく現代人で玄米をしっかり消化できる人って本当に少ない気がしています。

私は下痢をすることはありませんが、中には下痢をしてしまう方もいます。

そして犬に関してはおそらくですが、消化できないと思っています。

ただでさえ肉食中心の雑食で、歯の形も穀物をすりつぶすようにはできていない。

その上玄米をあげたって丸呑み。

そんなんで吸収できるっていう方がおかしいですよね😅


玄米酵素は玄米を麹で発酵することにより、消化吸収しやすくしているんですよね。

さすが麹、日本を代表する菌です😎


そして発酵するもう一つのメリットは、発酵前よりも栄養素が増えるってこと。

ビタミン、ミネラル、そしてそのほかの微量栄養たちがめっちゃ増えるんですよね。

だからマルチビタミンなんて使うよりは玄米酵素を使っていた方が格段にいいと思って使っています。

あとは活性酸素も除去するんですって。

身体の中で水素も作ってくれるんですって。


ちょっと細かく書いていると終わりませんので、ご興味があれば玄米酵素さんのサイトを見てみてください〜


さて、最近改めて思うのは「腸が大切」という、まぁ当たり前のこと。

いや、大切じゃない臓器なんて存在しないんですが、健康を維持したいとか不調を治したいって思った時にまず始めるのは

「腸をととのえる」

ことなんだと思います。


腸は第二の脳、なんて言われます。

腸内細菌のバランスで思考の仕方も変わってくるし、メンタルの状態も変わってくると言われています。

また太ったりするのも腸内細菌次第、アルツハイマーなんかの病気も腸内環境。

学校に行けるかどうかも腸内環境が関わっていそうなんですよね。

リラックスだったり快眠に必要なセロトニンも腸で作っているって言われます。

結局腸なんですよ。


そして腸の中でも小腸は食べ物の栄養を吸収する場所。

みんな大腸に注目しがちですが、実は小腸も大切です。

というか小腸がしっかりと働いていないと、いくら食べ物を食べてもそのまま出てしまう可能性があります。

ってことはですよ、栄養を吸収できないのはもちろんですが、何か調子が悪くてのんんでいるその薬やサプリって、本当に吸収できているのかをもう一度考えなければいけないと思うんです。

単に下痢をしたから吸収できない、っていう問題ではないと思うんです。


だからこそまず「腸をととのえる」必要があるんです。

もちろん薬も大切ですが、腸をととのえることも頭においていないと、薬が効かないと言って結局不必要に薬を身体の中に入れることになる可能性もあります。

だから食事からなんですよね。

私はサプリも使いますが、極力食品で対応したいと思っています。

サプリメントも抽出物ですので、言って仕舞えば薬の一種。

飲んでもいいし使いますが、ずっと飲み続けるものではないと思っています。


まずは腸、というか腸をととのえれば様々な症状も改善すると思っています。


だから除菌なんてやめましょう!!


我々の体の中には100兆個もの細菌がいると言われています。

ちなみに人間の身体の細胞の数っていくつか知っていますか??

37兆とか60兆個とか言われていますが、どちらにせよ身体に住んでいる細菌の数よりは少ないんです。

ってことは自分ってなんなんでしょうか?

そして腸には全体の7割ぐらい、つまり70兆個ぐらいの細菌がいると言われています。

ほとんどが大腸にいますが、小腸も1兆個ぐらい入るみたいです。

除菌。

最近流行りですよね。

アルコール消毒、手洗いうがい。

もちろん皮膚にも喉にも最近は住んでいて、人間のバランスをととのえています。

それを無闇に殺しているから手が荒れたり喉が荒れたりするんですよね。

私はここ数年うがいなんてしていません。

手を洗うのもあきらかに目で見て汚れている時かコンタクトをするときだけ。

でも風邪はあんまりひきません。


そして皮膚以上に問題になってくるのがやっぱり腸です。

みなさん、知らない間に取っているんですよ、菌を減らしてしまうものを。

何かわかりますか??

まず代表的なものが、抗生剤ですね。

抗生剤は簡単にいうと菌を殺す薬です。

無差別です。

身体にいい菌だからって生かしてくれるなんて、そんな都合のいい菌はありません。

そしてそれ以外の薬も腸にとっては環境を乱します。


あとは「農薬や除草剤」

知らず知らずのうちに野菜やいろんな食べ物に使われていますが、農薬の中には虫を殺すものもありますし菌を殺すものもあります。

除草剤は草だけじゃなくあらゆる生物を傷つけてしまいます。

もちろん人間に対しても同じだと思っています。


腸を大切にする、っていうことは今の環境をもう一度見直してみる必要もあるってことです。

自然に優しい、自然と共生するってことは身体にも優しいってこと。


今が見直す時期なんでしょうね〜


では🤗

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執筆者
林 潔高
林 潔高
獣医師
林 潔高(はやし きよたか)

2012年に日本大学を卒業後、静岡市内および東京の動物病院で勤務。

2019年から2年半、24時間体制の動物病院「動物救急センター」で勤務。

2021年より東京の動物病院で院長として勤務した後、2023年に独立。

現在、静岡と東京を中心に往診をしております。

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