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犬猫も大切ですが、自分が一番大切

ときわのもり動物病院

こんにちは〜

来週初めてのイベントの仕事が3日間入っている林です。

診察とは違った雰囲気でのお仕事で、何をしようか考えているところではありますが、でも考えたところでどんな人が来るかなんて当日にならないとわからないので、考えることをやめようと思いますw


一体どんなことをやるのか?なんですが、犬猫の相談だったりケアだったり、獣医っぽいこともすると思いますが、それよりも何よりも、飼い主さん、人間のケアですよね。

一番必要なのは多分そこなんです。


まぁこれはずっと言い続けていることですが、これしかないんです。

犬猫が勝手に、一人で体調を崩すことってあんまりないです。

野生の動物は怪我、感染症、飢餓、そういった状態になることはありますが、アレルギー、慢性消化器疾患、がん、糖尿病、肥満、高血圧、メンタル疾患・・・

こういった病気になることってあんまりないと思うんですよね。


じゃあそういう病気ってなんでなってしまっているかっていうと、これはほぼ間違いなく飼い主さんの影響なんです。

まぁこれも何回も言ってますが、飼い主さんの影響=飼い主が悪い!!って言っているわけではありません。

でも飼い主さんが影響していることは確かだと思っています。

楽しいのも嬉しいのも、苦しいのも辛いのも、全て飼い主さんと一緒の感情になっていると思っています。

これはある意味当然で、犬猫などの家庭で飼われている動物たちは自分で外を自由に動き回れる子はとても少ないです。

昔は犬はその辺を走っていただろうし、猫は好き勝手出ていって、時にはご近所さんちにで入りしたいたりしたと思います。

でも今はずっと同じ家で同じ人間と暮らしています。

一人ぼっちになるか、飼い主さんと一緒になるか。


想像してみてください。

自分が犬や猫だったら。


やっと帰ってきた!!と思って出迎えるとめちゃくちゃ疲れていそうで10秒ぐらい触ってすぐに自分の部屋へ。

あるいは夫婦で仲が悪く、なんとなく重たい雰囲気。

あるいは何かにずっと悩んでいる、そしてそれがなんとなく自分(動物)のことだったりする。

あるいは足元にいるのにずっとケータイでゲームやSNSをやっている。


結構辛いですよね。


逆に、ですよ。

飼い主さんがいつも楽しそうで、お家も賑やかで、お散歩に行っても人間も動物もたくさん触れ合っていたら、それは自分(動物)も機嫌が良くないですか??


今、どちらが多いかというと、圧倒的に前者だと思います。

街を見ているとなんとなくそう感じてしまいます。

楽しそうな表情で街に繰り出しているのなんて小中高生ぐらい。

いや、子供たちですら下を向いている子もいる。

大人に関してはみんな怒っているの?ぐらい無表情な人が多い。

特に車を運転している時なんて、ほとんどの人イライラしていませんか?

住宅街を車が飛ばしていたり、赤信号になっても車が通ったり、横断歩道も停まらなかったり。

事故も多い氣がします(さっき事故見ました)


自分の経験からですが、普段から機嫌が悪いのに、家に帰って急に機嫌が良くなることってあんまりないですよね。

病院で仕事をしていた時、ずっと疲れていたんだと思いますが、今思うとケータイを見ている時以外はあんまり楽しくなかったかもしれません。


これは犬猫たちにとってもあんまり良くないと思うんですよね。


じゃあどうするか??


そう、人間が「ご機嫌」でいることが大切だと思うんです。

と言ってもムカつく時もあるし落ち込む時もある。

それはそれで良いと思います。

でも少しでもご機嫌でいることが大切。


じゃあどうやったらご機嫌でいられるのか??


それは

「犬猫のことよりも、自分を大切にする」


もうこれですよ。

結局自分を大切にできないと、他の者を大切になんかできない、これをこの数年で痛いほど感じております。


ちょっと長くなってきたので続きは次回にします🤲


では🤗

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執筆者
林 潔高
林 潔高
獣医師
林 潔高(はやし きよたか)

2012年に日本大学を卒業後、静岡市内および東京の動物病院で勤務。

2019年から2年半、24時間体制の動物病院「動物救急センター」で勤務。

2021年より東京の動物病院で院長として勤務した後、2023年に独立。

現在、東京・神奈川・埼玉・静岡で往診しています。

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