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旅?仕事?

ときわのもり動物病院

こんにちは〜

ふと思い立って屋久島に来てしまった林です。

来ちゃったんですよw


でもその話は次回以降にするとして、今回は屋久島でお世話になっている宿の方とのお話から、なぜか仕事の話になってしまったよ〜っていう話です🤲


宿にいたら犬の鳴き声がしたんですよね。

まぁそこは動物好きな私ですから「犬飼ってるんですね」なんて話をさせていただいたんです。

そしたら2頭飼っていて、犬種や年齢がどうで・・・みたいな普通の会話が繰り広げられたんです。

んで、そのうち繰り広げられるのが、やっぱり病気のお話😅

今の犬猫は基本病気になり、病院にいかなけばいけないのか〜って感じですよね。

屋久島なんて癒されに、パワーを補充しにいくのにも関わらず、そこにいる犬が病院通いって・・・


どうかしてるぜ!!


ってことでお話を聞いていたんです。

1頭がアレルギーなんですって。

皮膚が痒くて夜ずっと痒がっている。

で、ご飯何食べているんですか??って聞いたら「皮膚用のドライフード」って言葉が返ってきたんです。

・・・

まずご飯、変えましょう・・・


病気になるかならないかに食事は大きく関わっています。

特に皮膚に関しては食事で悪くなるのも良くなるのも、割と早く結果が出ます。

宿の方にもお伝えしましたが、結局は全て「腸内環境」なんですよね。

腸内環境がととのっていれば病気になりにくいし、乱れていれば病気になりやすい。

まぁそもそも病気なんて概念はなく、全ては「デトックス」だと思うんですがね。


ドライフードって、正直腸に対していいのかっていうと、私はあんまり良くないと思います。

手作りの方が断然いいと思うんですよね。

その素材がどんなものだったかを知った方がいいと思うんです。

ドライフードは便利だけど身体にいいかは別なんですよね。

だから人間で言うお惣菜やカップラーメンぐらいの位置付けにしといた方がいいと思うんです。


これからの夏場、特に皮膚が痒くなる子が多くなると思います。

前も陰陽の話をしましたが、ある本にこう書いてありました。

夏(陽)に皮膚炎(炎症は陽)を起こしている子に対して、肉(陽)がしっかり入った高温調理されたドライフード(陽)をあげると、陽が多くなりすぎて炎症が余計にひどくなってしまう。

だから少しでも陰のものを入れた方がいいと。

夏野菜とか身体を冷やしてくれますよね。

肉よりも魚の方がいいかもしれません。

また調理法も野菜だったら葉っぱものやきゅうりなんかは生で、焼いたり揚げたりするよりは蒸したり煮たりする。

それがいいみたいなんですよね。

まずは食事を見直すところから。

あとは痒みの原因がなんなのか?

何か草だったりに敏感な子もいますが、農薬や除草剤なんかに敏感になっていることもあるでしょう。

ストレスのこともあります。

家で使う洗剤なんかの化学物質に敏感な子もいます。


その辺を考えていく。


それでもダメならステロイドなんかの痒み止めをその都度使ってもいいと思いますが、まずは原因を探っていくところからですよ。


あとね、せっかく海の近くに住んでるんだったら、海でアーシングですよ🤲

多分それが最高の治療です〜

あっ、でも屋久島の海辺の紫外線は驚くほど強いこともあるので、十分に注意してください😅

こうなります・・・
 

って話をしているうちに、屋久島で往診先ができたら、ちゃんと仕事で屋久島に行けるようになるな〜ってトレッキングに行く言い訳を作ろうとしております👍


では🤗

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執筆者
林 潔高
林 潔高
獣医師
林 潔高(はやし きよたか)

2012年に日本大学を卒業後、静岡市内および東京の動物病院で勤務。

2019年から2年半、24時間体制の動物病院「動物救急センター」で勤務。

2021年より東京の動物病院で院長として勤務した後、2023年に独立。

現在、東京・神奈川・埼玉・静岡で往診しています。

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