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幸せを一つ見つけました🎵

ときわのもり動物病院

こんにちは〜

2日続けて静岡から東京へ日帰り出張だった林です。

初日は出張という名の飲み会&お茶会w

そこで患者さん、というかホームページとかを作ってもらっている方なんですが、その方に「伝説のランチのお店に行きませんか?」

と言われたので、ワクワクしながら南青山へ!!

そしてついたお店がこちら🤗

南青山です👍

想像を超えておりますw


ごく普通の、昔はどこの街にもあったであろう定食屋さんです。

でも昔あった定食屋さんは今やチェーン店に取って代わられてしまっているところが多いのではないでしょうか??

そんな中、ですよ。

流行の最先端を行く南青山で、六本木のすぐそばで、50年続いている定食屋さん。

まさに伝説😎


頼んだアジフライも普通に美味しい👍

もう普通においしければそれで良いんです。

特別なものは求めていない、普通が一番なんですよね😎😎


そして昨日はですね、日帰りで診察に行って参りました🤲

18歳のダックス。

立派です。

年末までは普通に元氣で食べていたんですが、寒いのと年齢となのか、徐々に歳をとってきました。

基本的にこの子は吠えるし噛むしなんで、元氣な時は飼い主さんの抱っこじゃないと触れなかったんですよね。

それが弱ってからやっと触れるようになり、やっと診察っぽいことができるようになってきたんですw


昨日は鍼灸と私の「氣」を入れに行ったんです(氣持ちは入ったと思います👍)


んで、施術の後に「あんまり食べないんですけど、何あげたら良いですかね」

って聞かれたんですよね。

飼い主さんめっちゃ真面目な方で本を買ったりネットで色々検索したりして、ちょっとでも食べるものを、ってことで色々あげたんですが、結局どれもあんまり食べなかったと。

でも一昨日なんとなく「ローストビーフあげてみよう」って思ったら、なんと100グラムも食べたんですって。


だから言ったんです。


「何か降ってくるだろうから、その直感に従ってみたら」って。


そういうものなのかな〜って感じですよね。


で、晩御飯をご馳走になったんです。

ウーバーで大戸屋頼んでくれて。


その大戸屋のおかずもあげてみたんですよ。

でも食べないんです。


で、ふと「ひじきあげてみようっかな」って言ってあげたら、なんと食べたんですw


高齢の子で食べなくなった時にひじきあげるといいよ、なんて情報、どこ探しても載っていないと思いますw

でも食べたんです。

まぁそんなもんなんですよね。

結局誰かがいいって言っているものって、その人にはいいのかもしれないですが、違う環境で育った別の子にはいいかどうかもわからない。

誰かがこうだって言ったのはその人の経験であって、自分で経験したわけじゃな。

言って仕舞えば「夢」と同じだなって。

頭の中で動いていても実際の世界では役に立たない。

実際の世界で役に立つのって「今、ここ」にある身体であって、その身体がなんとなく感じる「直感」


別に本を読んだりネットで調べることを否定はしませんが、結局「なんとなく」が一番強いんでしょうね。


で、そのひじきを食べているダックスを見て思ったんですよ。


「これでいいんだ」って。
「これが幸せなんだ」って。


なんか初めての感覚でした。

今までは「もっとやれることあるのかな〜」を探していました。

元氣になると嬉しくて、元氣にならないと嬉しくなくて。

食べないことにフォーカスをしていました。

でも昨日の感覚はちょっと違った。

食べても食べなくても、ゆっくり寝ているのを見て「これでいいんだ」って思ったし、そんな中、一口ですがひじきを食べて飼い主さんが喜んでいるのを見て「これが幸せなんだな〜」って感じたんです。

そう、もう完璧だったんでしょうね。


食べないに注目すると、しんどくなると思うんです。

食べないだけじゃない、下痢、吐く、痒み、そして腫瘍など、挙げたらキリがありませんが、生きていればいろんなことがあります。

でもそれがあったとしても、呼吸をしていて心臓は動いている。

ゆっくり寝られているし、おしっこもうんちも出ている。

散歩だって普通に行っている子もたくさんいる。

1日のうちの大部分、もしかしたら23時間と50分以上は普通の生活と何も変わらない、動物にとっても苦痛はなく全然幸せな時間を過ごしているかもしれない。

でも我々は残りの数分の、完璧じゃないと思われるところにだけフォーカスをして心配になっているんじゃないでしょうか?


でもそれも含めてもうすでに「完璧」なんですよね。


テストで100点以外はダメ、みたいに思う習慣ができてきてしまったんでしょうか?

一つでもできないと、そこに対して非難をする癖がついているんでしょうか?

1つでも自分の理想と違うと、そこをどうにかしたいって思うんでしょうね。

俺もそうです。


でも、何氣ない日常はもうそれだけで完璧、幸せなんてそこらじゅうに転がっている。

そう思ったらなんか月がとっても綺麗に見えました👍


どう生きたって自分の自由なんで、そうやって想いながら生きた方がなんか健康なんだろうな〜って感じましたね。


では🤗

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執筆者
林 潔高
林 潔高
獣医師
林 潔高(はやし きよたか)

2012年に日本大学を卒業後、静岡市内および東京の動物病院で勤務。

2019年から2年半、24時間体制の動物病院「動物救急センター」で勤務。

2021年より東京の動物病院で院長として勤務した後、2023年に独立。

現在、東京・神奈川・埼玉・静岡で往診しています。

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