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屋久島の夜は・・・

ときわのもり動物病院

こんにちは〜

屋久島初日の夜、次の日に縄文杉までの往復22キロが控えているのにも関わらず、やっぱり飲みに行きたいでしょうーってことで近くの居酒屋さんに行きました👍


っと行く途中で一つハプニング。

川沿いを歩こうとしたら何やら黒い小さな物体がこちらに歩いてくるんです。

多分まだ三ヶ月ぐらいの子猫です。

今まで子猫を見たこともほとんどなかったんですよね。


よく不思議にも持っていたことがあるんですが、子猫を見つけてくる方いらっしゃるじゃないですか?

どこに行ったらそんなに子猫がいるんだよ、って思っていたんですけど、屋久島にはいましたw

しかもその猫は俺から逃げることもなく、むしろ身体を寄せてきてずっとついてくるんです。

困りましたね〜

私は島民でもないしこれからお酒を飲みに行きたいと思っているところなのに・・・

でも本当にずっとついてくるんです。

300メートルぐらい。

だからちょっと猫には申し訳ないですが「ごめん、俺は飼えないよ」って言ってちょっと走ったら来なくなりました。

いや〜なんか切ないですね・・・


っていうことを思いながらお店に着いたんですが、飲み始めたら忘れてしまっていました😅

あの猫、どうしているんでしょう・・・


さて、飲みですよ、飲み!

※ここからはただの日記になるかもしれません👍 

ゴーヤの天ぷらに山芋千切り

ニンニク揚げ

お造り

そして田楽。

名物のサバはこの日入荷がなかったので食べられませんでしたが、どれもうまかったです〜


さて、この時点で二十時半ぐらいだったので、ビールも2杯飲んでいたしそろそろシメて明日に備えようかな〜とも思ったんですが、欲が出てしまいましたね・・・

屋久島、鹿児島といえば焼酎ですよ。

屋久島まで来て焼酎を飲まないわけにはいかない!!ってことで頼んでしまいましたw

いや、焼酎ってとっくりでくるもんなの???

関東の居酒屋さんでこんな出方なかったので、少し衝撃を受けてしまうと同時に、明日大丈夫かな??って言う心配もしつつ(最初の2分ぐらい)飲んでみると、焼酎得意じゃなかったんですが、めちゃくちゃうまかったんです👍

そして大将との話も弾んでいくんですよ😊

大将の奥さんのお家は猟師さんで、よく鹿を捕まえるんですって。

それを刺身で食べるのがまたうまいんですって👍


でもちょっと考えてしまったのは、その日、まさに数時間前、山で鹿を見て可愛い、って思ってしまったんですよね。

だからそれを殺して食べるって、俺だったらできるのかな・・・って。

そう言う話をしたら、そう思っている人は猟師にはなれないよね〜って言われました。

そうだと思います。


そうなると、ですよ。

普段自分が食べている肉も元々は動物。

じゃあそれを殺して捌くだけの気持ちと技術が自分にはあるのか?って考えると、それもまた疑問。

食べるとは?命を繋ぐとは?


日本人って昔からほとんど肉を食べていませんでした。

それでも普通に生きていたし、江戸時代までの人なんてそれで一日100キロ以上移動したり、重たい荷物を持ったりもしていた。

でも明治以降肉を食べ出しているにも関わらず、動けなくなっていっている。


もちろんお肉だけのせいではないと思いますが、必要な分のお肉って、今我々が摂取しているよりもずっと少ないかもしれないですよね。

本来人間が生きていくために頂戴する動物の命って、もっと少なくても足りているのかもしれないんですよね・・・


っとそんなことを考えながら大将と話しているうちに、気がつけば閉店時間の22時w

最後のお茶漬けの写真も撮り忘れ、そしてたくさんいた常連さんも帰宅。

明日4時に起きて20キロ以上山道をいく自分が最後まで残ってしまうと言う大失態です😎


でも楽しかったんでよし👍

そしてそれで山に行ったにも関わらず、今も無事生きているから尚よしなんです😎


ってことで屋久島初日はとっても内容の濃い、今までに経験したことのないような一日を過ごしました〜


さて、次はいよいよ縄文杉トレッキングです🤲


では🤗

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執筆者
林 潔高
林 潔高
獣医師
林 潔高(はやし きよたか)

2012年に日本大学を卒業後、静岡市内および東京の動物病院で勤務。

2019年から2年半、24時間体制の動物病院「動物救急センター」で勤務。

2021年より東京の動物病院で院長として勤務した後、2023年に独立。

現在、東京・神奈川・埼玉・静岡で往診しています。

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