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学校に行けなかった

ときわのもり動物病院

こんにちは〜

Snow Man の9人を覚えるのに、みんなが来ているつなぎの色を経綸に見立てて覚えている林です。

伊達様は赤だから3番車、阿部ちゃんは緑だから6番車、ラウールは白だから1番車。

そうやって覚えると競輪のラインみたいで覚えやすかったりにくかったり・・・


ところでスノーマンは9人だからMan ではなくMen では?って今ふと思いましたが、まぁそんなことはどうでもいいですねw


さて、このブログで最初の方に書いたかどうか覚えていませんが、私は中学校の2学期からおよそ5年半、ほとんど学校に行けませんでした。

行けなかったというのか、行かなかったというのか。

最初は行けなかったのかもしれなかったですが、そのうち自信を持って行かなくなっていったのかもしれませんw


そういう自分だからなのか、私の周りには結構学校に行けなかった人、あるいは今現在行っていない子供達が結構いるんです。

東京で働いていた時は同じ職場にそういうスタッフが数人いました。

従兄弟の子供も学校に行けなくなっていた時がありました。

患者さんの子供にもそういう子がいますし、先日知り合った方の子供たちも学校に行ったり行かなかったりしているとのことでした。

類は友を呼びますw


で、この前ふと患者さんにこう言われたんです。
「学校に行っていなかった先生だからこそ、そういう子たちにできるアドバイスに説得力があるよね」
って。


確かに、そうかもしれません。


うちの親ももしかしたら、いや、確実に私が学校に行かなくなった時は心配していたと思います。

精神科に通っていた記憶もあるので、自分も親も、そこそこメンタルがやられていたんでしょう。

さらに自分は結構その時体調を崩していたようで、猛烈にお腹を壊し体重が結構減り、そして脱水からなのか、その当時のことなのでよくわかりませんが、腎数値がおかしくなっていたみたいで、入院するかどうか、みたいな話題も出ておりました。

今までの人生でおそらく唯一、その時にエコーを当てられたんですが、その時めちゃくちゃ痛かったんですw

痩せていたので皮下脂肪もほとんどなく、しかも腎臓って背中側にあるから背中から、肋骨の間をグリグリされて、でもなかなか見えなくて、めちゃくちゃ痛かった。

そんな思い出がありますw

結局「入院はしたくない」っていって入院はしなかったんですが、その時って結構やばかったんですよね。

壁に穴も空きましたw


でも今考えると、学校に5年半行っていなかったけどちゃんと大学にも行かせてもらえたし、国家資格も取れたし、その後も就職もできたし、救急病院でも働けたし、患者さんにも恵まれたし、家族もできたし・・・

「学校に行っていませんでした」って言わなければわからないぐらい、不登校なんて関係ない人生を歩んでいるんですよね。


それを身をもって体験しているから、子供たちの相談にも乗れるのかもしれないし、親たちの相談にも乗れるのかもしれません。


「ただ、学校に行きたくない」

それで学校を休んでもいいと思うんです。

行きたくない理由なんて後でつけているだけで、最初は特に理由なんてないんですよ。

ただ行きたくないんです。

ただ起きられないんです。

ただお腹が痛くなってしまうんです。

ただ悲しくなって泣きたくなる時があるんです。


そこに理由なんてなく、その理由は後から考えているだけなんです。


最近不登校だった時の話を患者さんとする機会が多いんですが、自分では不登校の理由は「部活の先輩との関係性」だと思っていたんです。

部活に行きたくない、そこから始まったんだと思っていたんですよね。

でも身体に聞いてみるとそうじゃないんですよね。

そしてその理由なんて自分でもよくわからない。


そしてわからなくてもいいと思っています。


だから、子供達が学校に行きたくないのなら、その理由を追求しないでもらいたいんですよね。

その理由は親の顔色を見ながら、それっぽい理由をつけていますが、本当は多分違う。

ただお母さんと一緒にいたいだけかもしれない。

ただ家で寝て体力や氣力を回復したいだけかもしれない。

ただ一人で少しいたいだけかもしれない・・・


それでいいんです。

充電をしっかりすれば子供は勝手に動き出します。

学校に再び行くかもしれないし、別の好きなことをやるかもしれない。

そのタイミングも子供に任せればいいんですよね。

俺は5年半行けなかったですし、高校なんて1日で「この空間にはなんとなくいたくない」ってことで辞めてしまいましたw

でも今となってはあんまり変わりません。


それでいいんですよね。


ってことって、本や動画でいくら知識を入れたって、専門家みたいな人と話をしたって、やっぱり経験していないから難しいんですよね。

それを13歳で経験できたって、めちゃくちゃラッキーだったなって、最近思います👍


そしてもう一つ。

たま〜に、本当に月に数回しか学校に行きませんでしたが、その時に普通に話しかけてくれた小学校の時の友達って、今でも覚えているんですよね。

その時ってなんかこう、グレーのベールに包まれたように、自分としては楽しいことがなかった感じがしますが、その友達の顔はめちゃくちゃ笑顔だったんですよね。


そういう何気ないことも、嬉しいことになる。


学校に行っても行かなくても、結局は自分が幸せならいいですし、学校に行ったから幸せで、そうじゃないから不幸ってこともなく、その逆もないんです。


そして勉強なんてやりたいと思ったらいくらでも、いつからでもやれます。

私は大学受験のために数学と英語と国語と生物しかやっていません。

科学も物理もよくわからんし、歴史や地理は中学の内容すら危ういw

でもちゃんと大学受かって社会人やっています。


だからどうであっても大丈夫なんですよね。


ってことを先生は伝えられるよ、って言われたんで、これからも学校行かないことで悩んでいる方がいたらお話ししていこうかな〜って思います〜


では🤗

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執筆者
林 潔高
林 潔高
獣医師
林 潔高(はやし きよたか)

2012年に日本大学を卒業後、静岡市内および東京の動物病院で勤務。

2019年から2年半、24時間体制の動物病院「動物救急センター」で勤務。

2021年より東京の動物病院で院長として勤務した後、2023年に独立。

現在、東京・神奈川・埼玉・静岡で往診しています。

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