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何事も、過ぎたるは及ばざるが如し

ときわのもり動物病院

こんにちは〜

なぜか違う病院の患者さんがこのブログを楽しみにしていると聞いて、なんとなくテンションの上がっている林です。

でも最近はなるべく「考えるな!感じろ!!」って思っているんで、ブログの更新は少なくなるかもしれませんので、あしからずw


北海道のカイロプラクティックの話を・・・って思いながら一週間経ってしまいましたw

今日は違うことを書きたい氣分なので、別の話題を書こうと思います〜


今、自分の周りにはいろんなものが溢れていませんか??

服、食べ物、家具、車・・・

もうこれ以上必要なものはないのではないか、と言うぐらい、全てがあるんですよね。

でも欲の止まらない私達は「ない、ない」を言い続け「あれが欲しい、これが欲しい、こうしたい、あぁしたい」とずっと言っております。

その「足りない」を生み出しているものはテレビであったりSNSであったり、そう言うメディアからの欲が止めどなく押し寄せてくるんですよね。

だからSNSは辞めて、テレビは捨てる、と言い続けているんですw


で、最近氣がついたことがあるんです。

物に溢れ、やりたいことに溢れ、情報に溢れていくとどうなるか。


余裕がなくなるんです。

余白がなくなるんです。


んで、余裕や余白が人生からなくなるとどうなるのか。

何かをしなければいけない氣持になり、全ては自分中心になり、顔が怖くなり、何かに怯え、人を許せず、もっと余裕がなくなり、本当は全て身の回りにあり、有り余るほどあると言うのに、いろんなものが足りない気がしてくる。

その結果「もっともっと」と仕事をし、お金を手に入れたがり、身の回りの大切なものを失っていく・・・


私が今住んでいるところは10年前は田んぼ、畑、柿の木だらけでした。

「田舎だな〜」って思っていました。

ところが最近はそれらはほとんどなくなり、家が建ち、駐車場になっています。


もちろん農家さんが高齢化しているのも現状としてありますが、なんか物悲しいんですよね。

そしてそれだけ家が建ってきて生活が豊かになっているのかと言うと・・・そうは見えないんですよね。

住宅街を運転しているとは思えないぐらいぶっ飛ばしている車もいます。

特に朝は交差点で止まらない車も多いです。

横断歩道も止まらない車が多いです。


おかしいんです。

ものが増え、情報が増え、我々はどんどん豊かになっていっている。

一方でものが増え余白がなくなると無くなっていく余裕。

そして余裕がなくなってくると無くなってくる思いやりだったり遊び心。


もうそろそろ「足るを知る」を考えるというか、腑に落としていく必要が出てきてるような気がします。


まぁ私も欲しいものは買いますし、北海道や屋久島にもいったりもします。

でも昔に比べると物欲はほとんどなくなりました。


そして最近感じていることは「情報を入れないと心が平和」と言うこと。


この情報はネットやテレビだけじゃなくて本も含めてです。


本は勉強になります。

いろんな人の知見が得られるので、とてもいいです。

でもそれによっていろんな方向に自分がブレていくような氣もするんです。


昨日稲盛和夫さんの「心」を買って読みました。

7割型読んだところで飽きてしまったので、もう読むのを辞めました。


言いたいことはすごいわかる。

でもその時代と今の時代はやっぱり違う。

ものが少なかった時代と今とはやり方も違うと思うんです。


なんか結局本を読むとその当時にその人の意見はわかりますが、我々が生きているのは常に「今、ここ」

それを踏まえて、その情報を得ても常に「今、ここ」に戻ってくる必要があるんだと思ったんです。

そう思うと、自分には今はそんなに情報が必要なさそう。


それよりは、いまあるもの、今自分が持ち合わせているものを大切にし、それを思う存分使えるようにいつも氣持に余裕を持っていることが大切だな、ってことになりました〜


では🤗

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執筆者
林 潔高
林 潔高
獣医師
林 潔高(はやし きよたか)

2012年に日本大学を卒業後、静岡市内および東京の動物病院で勤務。

2019年から2年半、24時間体制の動物病院「動物救急センター」で勤務。

2021年より東京の動物病院で院長として勤務した後、2023年に独立。

現在、東京・神奈川・埼玉・静岡で往診しています。

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