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人生は長い長い旅であり、永遠に続く夏休み

ときわのもり動物病院

こんにちは〜

絶対音感があるのではないか??ってなんとなく思ってきた林です。

音楽や字の才能はあるような気がするんです、私。

でも絵の才能は驚くほどないw

いや、これは才能というか絵をこれまで描いてこなかっただけなのかもしれないですが、絵を描こうなんて1ミリも思わないので、その才能は永遠に開花しないと思います👍


さて、思うんですよね。

なんで我々って同じところにずっと住み続けているんだろうってw

なんでずっと同じことをし続けて歳をとっていくだろうって。


そんなことをしているのって人間だけなんじゃないのかって。


人類の歴史を紐解けば、縄文時代の狩猟採取生活時代から定住の歴史は始まっています。

狩猟採取から農耕に変わってから定住になったと思っていましたが、縄文時代の遺跡なんかを見ていると、ある程度決まった場所に集落を形成していたことがわかります。

それは海に近かったり川に近かったり。

水の幸と山の幸とが共に頂ける場所、そんなところに住んでいる方が多かったんだと思います。

農耕が始まるとその流れは一層加速し、基本的には同じ場所で農業を行い、そこにずっと住むという生活が始まったんだと思います。

おそらくその流れば昭和の中頃まで、高度成長期までそうだったんだと思います・・・

が・・・


今はどうでしょうか??

畑や田んぼをやっている人、どれぐらいいますかね??

農家さんは今どんどん高齢化して、数自体も減っています。

東京なんて食料自給率1%もないですよね。

ほとんどが北海道、東北、甲信越に任せっきり。


それは静岡だって同じこと。

東京よりは田んぼや畑は多いですが、自分の周りで作物を作っている方は本当に少ないです。

家庭菜園などを除くと、確実に1割には満たない。


ってことは裏を返すと、縄文時代から続いていた「食べ物のために」そこに住む理由がないってことなんじゃないでしょうか??

むしろ今住んでいるそこは、食べ物が作れない土地だったりもするかもしれません。


じゃあなぜ我々はそこに住んでいるのか??

それは「仕事」ですよね。

定年まで勤め上げる、それが当たり前だったので、その土地に家を構えてそこで家族が増えて生きていく。

そういった流れってありますよね。


でも今ってもうそんな時代でも亡くなりました。

定年まで勤め上げる我々世代、そしてこれからの若い世代ってどれぐらいいるんでしょうか??

というかあと20年、30年、変わらずに続いていく安定した企業って、果たしてあるんでしょうか??

銀行、これはめちゃくちゃ安定していると思われ、そして高級取りでしたが、今統廃合が相次いでいます。

私も銀行口座は持っていますが、ネットバンクです。


機械産業もそう。

パナソニックとかソニーっていい会社だと思いますが、今世界で使われているかと言われると、様々な国が台頭してきています。


そしてトヨタも・・・

今の車の流れがいつまで続くかなんてわかりません。

昨日までの当たり前が、今日は違う可能性だってめちゃくちゃあるんですよね。


ってなったら仕事のためにそこに住むのもちょっと違うのかも・・・


一方動物はといえば、暑かったら北に行ったり標高の高いところに行ったり影場に行ったり、寒かったら逆に行ったり。

餌がなければあるところに行ったりしています。

渡り鳥なんて何千キロも飛んでいきます。

そうやって生きていくんですよね。


流れに沿っているんだと思います。

身軽です。


人間って流れに沿うのが苦手なんですよね。

今食べ物が作れない土地にいても、今その仕事ってどうなのって思っても「今までこうしてきたから」っていうこだわりが、それを邪魔させるんですよね。

そして物や場所へのこだわりもあります。

身重ですw


人間以外の動物はこだわりも持っていないし荷物も持っていない。

にも関わらず生きていっている。


なんか考えてしまいますよね〜


生きたいところで生きる。


渡り鳥なんて見ていると、生きていることって旅をすることなのかもしれないし、旅をしながら生きることなのかもしれない。


そして考えてしまうのは、我々、やらなければいけないことなんて何一つないんですよね。

やりたいことだけやっていってもいいと思うんです。


仕事って本当にやらなければいけないんでしょうか??

仕事をしないとお金が手に入らない、だからやらなければ、って思います。

でもそのお金って本当にその額が必要なんでしょうか??

もっというと仕事をしないでもお金をいただく方法ってあると思うんです。

多分大きな駅前で本気でお金をくださいって頼み込んだら、一日1000円ぐらいは集まりそうですw


いや、そんなことしなくてもお金持ちの人と知り合ってお家の掃除をするだけでも食っていけるかもしれないww


色々考えるとやらなければいけないことってないんですよね。


夏休みみたいなもんです。


夏休みって約40日、何もすることないですよね。

やらなければいけないと言われていることはあります。

宿題ですね。

でもそれ、やらなかったらどうなるかっていったら、親や学校の先生にチクチク言われるだけですよね。

やりたかったらやればいいと思うんです。

私は算数が好きだったから、算数は初日、というか夏休み始まる前に終わっていました。

でも読書感想文とか自由研究とかは全くやる気がしなかったんで、最終日まで残っていましたw


やらないという勇気がなかったんでやって行きましたが、やらないで行ってもそんなに変わらなかったかもしれません。


それ以外は自由。


これは今の私たちも同じです。

やらなければいけないと言われていることは、世の中がそういっているだけで、自分はというとよくわかりません。

そして大体やらなければいけないことって、やりたくないことですよねw

というかやりたいことはそんなこと言われなくても、もうすでにやっています。

それの連続。

やりたいことをやって、行きたいとこに行っていたら夏休みも終わっているように、やりたいことをやって、行きたいところに行っていたら、そのうち自分の人生も終わっている。


なんかそんなもんでもいいような気がしています。

というかそれ以外ないような気が最近しているんですw


では🤗

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執筆者
林 潔高
林 潔高
獣医師
林 潔高(はやし きよたか)

2012年に日本大学を卒業後、静岡市内および東京の動物病院で勤務。

2019年から2年半、24時間体制の動物病院「動物救急センター」で勤務。

2021年より東京の動物病院で院長として勤務した後、2023年に独立。

現在、東京・神奈川・埼玉・静岡で往診しています。

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