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ととのえて待つ

ときわのもり動物病院

こんにちは〜

梅干し第二弾を干している林です。

梅干し干すの、結構難しいんです。

超完熟梅を漬けたので、まぁ皮の柔らかいこと。

干す前から潰れているのもあれば、びっくり返す時に潰れるのもある。

丁寧に集中してやってると、めちゃくちゃ時間が経っていたりもする。

でもその時間が大切なんでしょうね👍

さて、病気が治る、とはどういう状態なのか?

改めて考えているんですよね。

そもそも病気とは?

そこを定義するのも難しいので、困っている症状が治るにはどうしたらいいか?に変えて話そうかなと思います。

ここでは人間の話。

なぜかって??

だって動物ってあんまり困ってなさそうだから。

下痢をしてても皮膚が痒くても、糖尿病でも心臓病でも癌でも、救急病院に行くような余程の症状じゃなければあまり困ってなさそうなんで。

でも人間はちょっとしたことで困ります。

あたふたします。

ちょっと喉が痛いだけで「風邪になったらどうしよう。この痛み、早く取り除きたい!!」ってなりがちです。

だから今日は人間の話。

結論、困っている症状を解消するには

「身体と心をととのえて待つ」

これだけなのではないか、そう思っています。

これだけ、というと大袈裟かもしれないですが、9割以上はここで決まると思うんです。

何か症状が出た時、だいたいはその症状、起きている現象に対して何かをしようとします。

それはだいたいが足し算で、薬を飲んだり身体に良いと言われている物を食べたり、鍼灸や整体などの施術を受けたり。

そうやって「外部」から何かをやってもらい、元気になるのを待ちます。

もちろんそれでも良い。

でもそうやってもらっても良くならない事もありますよね。

それはある意味当然で、身体は自分自身をととのえるためにその症状を出しています。

治しているのは身体自身で、外部の影響はそれを補助するのみ。

身体は全て計画通りに、死なないように、デトックスをして、我々に「その生活、ちと違いませんか?」って伝えてくれているんです。

だとすると、外部に頼るのも良いですが、まず内部をととのえる方が先決だと思うんです。

内部をととのえるとは

・身体はどうして欲しいのかを見つめる

・精神を静かにする

こういう事かなと。

寝不足やストレス、運動不足、食べ過ぎ飲み過ぎ。

現代社会の仕組みにおいて人間が人間らしく、動物が動物らしく生きられるようには出来ておらず、そこに巻き込まれると知らず知らずのうちにさまざまな不自然が身体を襲ってきます。

それを「ちょっと、ちょっとちょっと」って身体は教えてくれている。

だからまずはゆっくり休んで、運動ならお風呂なり、身体が喜ぶような事をしてあげると良いのかなと。

あとは精神的なもの。

どちらかというとこちらがメインかなと。

早く苦痛から解放したい、治したい。

焦る気持ちはありますが、今まで文句を言わずに働いてくれていた身体が出している症状です。

その身体は死なないように、大病にならないようにその症状を出してくれています。

そこに感謝し、治すのは身体に任せて、自分はまず自分のモヤモヤを静かに見つめる。

そうやってととのえていると、勝手に結果はついてくる。

そう思うんです。

もし薬を飲んだら、施術を受けるにしても、そうやってからの方が不安や焦りの中治療を行うよりも余程良いかなと。

まずは内側。

では🤗

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執筆者
林 潔高
林 潔高
獣医師
林 潔高(はやし きよたか)

2012年に日本大学を卒業後、静岡市内および東京の動物病院で勤務。

2019年から2年半、24時間体制の動物病院「動物救急センター」で勤務。

2021年より東京の動物病院で院長として勤務した後、2023年に独立。

現在、東京・神奈川・埼玉で往診しています。

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